慰安婦問題年表(2)2016- <追記あり>
2018.01.26 Friday 00:13
くっくり
1月23日
韓国最高裁が朴槿恵前政権の意向でいわゆる徴用工訴訟の確定判決を故意に先送りしたとされる疑惑で、ソウル中央地検が、職権乱用などの疑いで、前最高裁長官の梁承泰(ヤン・スンテ)容疑者を逮捕した(2月12日に起訴)。
2月1日
1月28日に95歳で死去した金福童(キム・ボクトン)氏の告別式が、慰安婦像が設置されたソウルの日本大使館前で行われた。陳善美女性家族相を含め、主催者推計で約1,000人が参列し、黙祷をささげた。金氏は「慰安婦被害者らの象徴」といわれた存在だった。西村康稔官房副長官は同日午前の記者会見で、「在韓国大使館の安寧を妨害、または威厳を侵害するものであれば、外交関係に関するウィーン条約の規定に照らして問題がある」との認識を示した。
2月7日
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、同紙が先月末の紙面で掲載した韓国の元慰安婦、金福童氏の死亡記事に反論する外務省の大菅岳史報道官の寄稿をウェブサイトに掲載した。寄稿は、記事中の慰安婦問題をめぐる日本政府の対応や2015年の日韓合意に関する記述の誤りを正す内容で、一連の指摘こそが「否定しようのない事実だ」と強調している。
2月7日
文在寅大統領に近い韓国の文喜相(ムン・ヒサン)国会議長が、ブルームバーグとのインタビューで、「(謝罪をするのは)日本を代表する首相かあるいは、私としては間もなく退位される天皇が望ましいと思う。その方は戦争犯罪の主犯の息子ではないか。そのような方が一度おばあさんの手を握り、本当に申し訳なかったと一言いえば、すっかり解決されるだろう」と述べた。文氏はかつて韓日議連会長も務めた人物。
文氏の発言に日本政府は強く抗議。複数回にわたって謝罪と撤回を求めたが、文氏は、12日、訪問先のワシントンで記者団に、「なぜこのように大きな問題になるのか。安倍まで出てきて抗議するのが私は理解できない」「これは(私が)謝罪する事案ではない」「10年前から語ってた持論だ」「被害者が最終的に許すというまで謝罪しろということだ」と述べ、発言の撤回や謝罪をしない考えを示した。
(なお、9日、韓国の国会報道官が朝日新聞の取材に「他の同席者にも確認したが、文氏は(天皇に関し)『戦争犯罪』という表現は使っておらず、『戦争当時の天皇の息子』と述べたと思う」と説明し、ブルームバーグが引用した「戦争犯罪の主犯の息子」という発言はしていないと否定したが、12日までにブルームバーグの公式サイトが文氏のインタビュー音声の一部を公開し、文氏が「戦争犯罪の主犯の息子」と語っていたことが明らかとなった)
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