慰安婦問題年表(2)2016- <追記あり>

2018.01.26 Friday 00:13
くっくり



5月1日
韓国の市民団体や労働団体がメーデーに合わせ、釜山の日本総領事館前に徴用工像の設置を試みたが、多数の警察官が動員され、阻止された。韓国政府は、事前に関連法令に従い必要な措置を検討するとしていた。韓国政府もやればできることが証明された形。ただ、像は日本総領事館付近の歩道上に置かれたまま。市民団体側は3日に総領事館前で会見を開き、「総領事館からさらに離れた所に動かす意思はない」と主張し、歩道を管轄する自治体との話し合いにも応じない考えを示した。

5月14日
韓国の「碩隠キム・ヨングン先生記念事業会」は、第24回キム・ヨングン民族教育賞受賞者に、元朝日新聞記者・植村隆氏を選定したと、明らかにした。中央日報はこの件について、「植村氏は朝日新聞社会部記者として活動していた1991年、日本で初めて旧日本軍従軍慰安婦の存在を記事化した。その後、日本右翼の標的になった植村氏は、暴力や脅迫、家族の安全が脅かされながらも所信を曲げず、著書『真実 私は「捏造記者」ではない』を通じて真実を知らせた」と報じている。

5月23日
米東部ニュージャージー州フォートリーの公園で慰安婦碑の除幕式が行われた。同州の慰安婦碑は5例目で、公有地への設置は4例目。地元の韓国系米国人の高校生が中心となった団体が主導して設置され、除幕式には韓国系住民や行政関係者ら100人以上が参加した。フォートリーの人口は約4万5000人で韓国系住民の割合は4割近いという。フォートリーの区議会は2017年12月、碑の設置を認める決議を全会一致で可決。2012年ごろから始まった設置計画は、韓国系団体の対立などでいったんは立ち消えになったが、16年から高校生らが前面に出る形となっていた。

5月31日
釜山の日本総領事館近くの歩道上に市民団体によって置かれたままとなっていた徴用工像を、この日の午後、歩道を管轄する地元自治体の釜山市東区が強制撤去した。撤去に先立ち韓国政府や東区などは、午前から市民団体側と協議をしていたが、決裂した。

6月14日
ベトナム戦争時の韓国軍兵士による性的暴行問題を追及する英民間団体「ライダイハンのための正義」(ピーター・キャロル会長)が、同問題を象徴する等身大の母子像を製作し、今秋にも米ワシントンの連邦議会議事堂の展示会場に持ち込み、韓国の責任糾明を訴えたいとの考えを明らかにした。「ライダイハンのための正義」は「慰安婦問題に比べて、韓国軍兵士がベトナム人女性に性的暴行などして生まれた子供のライダイハン問題は国際的にあまり認識されていない。第二次世界大戦とベトナム戦争の区別なく、女性への性暴力を犯した者は行動に責任を取らねばならない」としている。

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