慰安婦問題年表(2)2016- <追記あり>

2018.01.26 Friday 00:13
くっくり



3月8日
挺対協から支援を受け日本政府への抗議活動を続けてきた元慰安婦の李容洙がフランスの下院を訪問し、韓国系議員らと面会した。元国家改革・簡素化担当相のジャン・ヴァンサン・プラセ氏の要請により実現した。プラセ氏は1975年、7歳のときに韓国からフランスに養子に出された。フランス政界から退いた後、韓国とフランスの親善を目指す財団「タリ(橋)」を設立。最近、慰安婦被害者を支援する韓国の福祉施設「ナヌムの家」を訪問し、李容洙の訪仏を要請していた。

4月12日
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の執行委員会が、「世界の記憶」(世界記憶遺産)の制度改革に向けアズレ事務局長が提出した行動計画案に見直しを求める方針を決めた。不透明な審査体制の改革は翌年以降にずれ込む見通しで、2018〜19年期の新規登録は困難となった。前年秋、延期が決まった慰安婦関係資料の登録審査も当面、凍結が避けられなくなった。

4月28日
フィリピンの華人団体などが首都マニラに2017年12月に設置した慰安婦像が、台座ごと撤去されたことが分かった。像の近くには数日前から重機が置かれていたという。日本大使館には撤去前日の27日にフィリピン政府から連絡があった。
この像については、ドゥテルテ大統領が1月に「像を撤去するように関係団体を説得することを約束する」と日本側に伝えていたことが5月1日、明らかになった。安倍晋三首相と親しく、日本との関係を重視するドゥテルテ大統領の判断が影響したとみられる。ドゥテルテ大統領は同年1月17日にマニラで自民党の河井克行総裁外交特別補佐と会談しており、その際、河井氏は像の設置について「日本側は激怒している」と批判した上で、安倍首相のメッセージとして「日本はアジア女性基金を設立し、歴代首相も謝罪の手紙を出した」などと伝えていた。メッセージには「私とあなたが築いてきた過去最高水準の日比関係が悪化することがないようにご理解とご支持を賜りたい」との内容もあった。これに対しドゥテルテ大統領は、フィリピン憲法の表現の自由との関係にも触れつつ、日本側の懸念と要請に理解を示し、関係団体の説得を約束していた。
ドゥテルテ大統領は4月29日の記者会見で、像の建立や撤去は関知しないとした上で「日本の償いは何年も前に始まった。侮辱するのはもうやめよう」などと述べ、公共の場への設置に反対する考えを示した。

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