慰安婦問題年表(2)2016- <追記あり>
2018.01.26 Friday 00:13
くっくり
12月12日
サンフランシスコ市のエドウィン・M・リー市長が急逝。大阪市の吉村洋文市長は翌13日、姉妹都市解消の通知を、来年6月にサンフランシスコ市長選が実施された後、新市長に対して行う方針を示した。
12月初め
吉田清治が天安市にある国立墓地「望郷の丘」に建てた「謝罪碑」を、吉田の長男の依頼で「書き換えた」奥茂治氏が、確認しに訪れた際、碑の脇に、吉田証言を正当化する「説明板」が設置されているのを発見した。同年夏以降に設置したとみられる。
12月14日
米東部ニュージャージー州フォートリー区の議会が、区内に慰安婦碑の設置を認める決議を全会一致で可決した。慰安婦碑が設置されれば、同州では5例目となる。設置場所は公表されていないが、公有地に建てられる。フォートリーでは2012年に、韓国系団体が慰安婦碑の設置を計画。デザインや碑文の内容をめぐって複数の韓国系団体で意見が対立し、計画はいったん立ち消えとなった。その後、地元の韓国系米国人の高校生らが16年にデザインを公募することを発表し、準備を進めてきた。すでに慰安婦碑のデザインは決定しており、地元の高校生による詩文が刻まれる。日本への言及はないという。
12月19日
文在寅政権発足以降、初めてとなる日韓外相会談が東京都内で行われた。今回の来日は韓国側の要請によるもの。慰安婦や北朝鮮への対応をめぐる日韓間の温度差を印象づけた。河野外相は「着実な実施が重要だ」と強調。これに対し、康外相は合意の検証作業(同月27日に結果発表を控えていた)の現状を説明するにとどまった。
12月21日
朝鮮半島で女性を強制連行したと偽証した故吉田清治氏が韓国に建てた謝罪碑を無断で書き換えたとして、公用物損傷罪などで在宅起訴された奥茂治氏の初公判が、韓国の大田地裁天安支部で開かれた。奥氏側は犯意を否認。検察が懲役1年を求刑し、即日結審した。吉田氏の長男も取り調べを受けないまま、教唆罪で在宅起訴されたが、日本にとどまっており、出廷しなかった。
12月27日
2015年12月の日韓合意に対し、韓国外相直属の作業部会が、検証結果の報告書を発表した。報告は「被害者(元慰安婦)の意見を十分集約せず、政府間で最終的・不可逆的解決を宣言しても問題は再燃するしかない」と指摘。合意の「非公開部分」として、元慰安婦支援団体に対する韓国政府の説得があったことも明らかにした。発表に先立ち康京和外相は会見で「被害者中心の観点が欠けていた」と謝罪した。韓国政府の立場については、日韓関係への影響も考慮し「慎重に決めていく」と述べた。検証は韓国側が一方的に行ったもので、発表内容を見る限り、日本側は誠実に交渉に臨み、韓国側の対応に問題があったことが分かるものであった。「非公開部分」では、「海外の慰安婦像設置を支援しない」「『性奴隷』の表現を使用しない」「運動団体を政府が説得する」などの日本側の要求を、韓国が事実上受け入れていたことも明らかになった。
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