翁長知事はメイド・イン・チャイナ&自衛隊を国軍にするための憲法改正を…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2018.01.23 Tuesday 00:03
くっくり



(ケント:やればいいのに。(アメリカでは)考えられないですよ。同じ国民でしょ?)

 そのとおりですよ。
 主権国家の基本なんですよね、国の違いを乗り越えて。

 話を前に進めると、だから、「自衛権」という言葉に置き換えて、第3項は、「本九条は、自衛権の発動を妨げない」と。
 これだけですと。

 (12月20日の憲法改正推進本部で)それ以上説明しなかったんですよ、(他の議員が)いっぱい手を挙げるから。
 ところが次から次へと、猪口邦子さんとか松川るいさんとか、北村経夫さんとか、いろんな方々が賛成して下さって、それである程度、あ、これはやっぱりやらなきゃいけないと思って、翌日に、参議院議員の山田宏さんという、気持ちが通じ合う人のところに行って、すぐ動きましょうと。

 で、すぐ動くとなったので、年明け、国会始まる前に、1月10日に、実は勉強会をもう立ち上げたんですよ。
 そこに参議院の法制局も来て、法制局はどうせこれ絶対ダメですと、水面下でそう言ってるの聞こえてたから、そう言うのかと思ったら、そうではなくて。
 確認したいことだけだったんですよ、向こうから見たら。
 確認したいことって、自衛権を認めるっていうのは、あくまで今の憲法の「確認」としてなのか、それとも新たに付け加えるのかと、聞いたんです。

 これね、法律家特有の細かい議論に聞こえるけど、違うんですよ。
 これはね、「確認」でなくて新たに付け加えるんだったら、集団的自衛権のフルスペックになるんですよ、基本的に。
 でも、僕は、日米同盟を支え、で、アメリカを僕は、批判もし、信頼もしてますけど、アメリカの戦争に自衛隊が連れていかれるってことは絶対できないので。
 しません、それは。
 未来永劫しないので。
 我々が判断するので。
 だからフルスペックじゃないんですよ。

 だいたいフルスペックって言うと、今の安保法制が吹っ飛ぶじゃないですか。
 なんちゃって安保法制で困ったものだけど、でも最低限のことをやろうとしてるんですから。
 だから当然、「確認」であって。

 知らない人、もう一回勉強してほしいんですが、芦田修正ってものが1946年に行われて、これは本当は訳分からない修正なんですよ。
 第2項の頭に「前項の目的を達するため」って書いてあって、で、それで自衛権はOKってことになったんだけど、普通、憲法まともに読めば、前項には、武力の行使じゃなくて、武力の威嚇も全部あかんって書いてあるんだから、否定されてるだけだから、だから「前項の目的」って全否定だから、だから第2項も全否定で、陸海空軍だけじゃなくてその他の戦力もダメ、交戦権もダメになったんだと読むのが普通ですよね、憲法学者はいろいろおっしゃってるけど。

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