「小池劇場」の真実(有本香)・朝鮮出身の帳場人が見た慰安婦の真実(崔吉城)・空母いぶき 8巻(かわぐちかいじ)

2017.12.11 Monday 17:02
くっくり


 東京の皆さんはどうなのでしょうか。
 もしまだ信じている人が皆さんの近くにいるようなら、是非お勧めしていただきたい本です。
 
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朝鮮出身の帳場人が見た 慰安婦の真実―文化人類学者が読み解く『慰安所日記』(崔吉城 著)image[]

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 戦時中、日本軍の占領地であったビルマ、シンガポールで慰安所の帳場人をしていた朝鮮人、朴氏が残した日記。
 広島大学名誉教授で東亜大学教授の崔吉城氏が、その日記の記述を紹介しつつ、丁寧に解説しています。

 戦後になってから、戦前戦中を振り返って書かれたノンフィクションや自叙伝はたくさんあります。
 が、それらの中には、ある目的を持って意図的に話を膨らませてあったり、そのつもりはなくても無意識に戦後の価値観が入ってしまっていたり、というものが少なくありません。

 朴氏の日記はそうではなく、まさにリアルタイムの記述です。
 戦後歴史観のバイアスがかかっていない、貴重な一次資料です。

 読後、私なりに概要をざっくりまとめようと思ったのですが、Amazon掲載の出版社のコメントに、これ以上ないぐらい見事にまとめられていたので、引用させていただきます(^^ゞ

【著者の崔教授が研究の対象にしているのは、戦時中、日本軍占領地(ビルマ、シンガポール)で慰安所の帳場人をしていた朝鮮人、朴氏が残した日記である。この日記は、『日本軍慰安所管理人の日記』というタイトルですでに韓国で出版され、日本軍による朝鮮人女性強制連行の決定的資料だとされている。

 崔教授は戦後のバイアスのかかっていない日記原本にあたり、朴氏の足跡を尋ねて現地調査も行っている。

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