「小池劇場」の真実(有本香)・朝鮮出身の帳場人が見た慰安婦の真実(崔吉城)・空母いぶき 8巻(かわぐちかいじ)
2017.12.11 Monday 17:02
くっくり
■「小池劇場」の真実(有本香 著)image[]
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今年6月上旬に出版された「『小池劇場』が日本を滅ぼす」の文庫版。
有本さんのトーク同様、切れ味鋭い文体で、あれよあれよという間に引き込まれます。
実は、最初に単行本となって出版された時、買うつもりでいました。
が、読みかけの本が手元にたくさんあったので(今もありますが)、「そのうち買って読もう」と思っているうちに、ずるずると時が過ぎてしまって…。
単行本が出た後の、小池百合子さんをめぐる動きは、まさにジェットコースターのようでしたね。
都議選圧勝、希望の党の結党、総選挙での惨敗…。
小池さんへの興味をなくしかけていたところにスピード文庫化。
今読まずしていつ読むのか!ということで、今度は迷わず購入しました。
小池百合子さんは今は東京都知事に専念してるから、大阪府民の私にはあまり関わりのない人になったようにも見えます。
が、今後、また国政に戻ってきたり、何らかの形で国政に関わってくることもあるでしょう。
それに備えるためにも、この本は読んでおくべきだと思いました。
実際、私の中で小池百合子という政治家(政治屋?)を総括する、大変貴重な機会となりました。
「小池劇場」には3点の「ないない尽くし」があると、有本さんは言います。
・これといった演目(ビジョン・政策)がない。
・正規の手続きがない。
・ファクト(事実)に基づくロジック(論理)がない。
私はよく知りませんでしたが、「豊洲への移転について市場内の合意が形成されるまでの年月は長く、壮絶なものだった」そうです。
賛成派と反対派の気持ちが、石原慎太郎都知事(当時)の配慮もあってようやくひとつになったのに、小池さんは「自身の『感性』での決断一つで、この人たちを分断と不安のなかに落とし放置」していると。
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