森友黒塗り趣意書開示・相次ぐ北の漂着船・慰安婦像サ市との姉妹都市解消…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2017.11.28 Tuesday 00:27
くっくり



 要は中国はアフリカの資源をはじめ、持っていってしまうだけだと。
 現地で合弁事業やってるように見えて、本当は全て中国が支配して、利益はチャイナが持っていってしまうと。
 アフリカはもうそのあとカスカスになってしまって、何より中国の人々、日本人を含めたアジア人に対して、もう大嫌いだというアフリカ人がどんどん増えてるのが心配だと言われるわけですよね。
 だからこれは日本はアフリカのことを知らなくていいと言ってないで、関係を強めないといけないから、僕は議員になってからひとつはこのアフリカの問題を自分の活動の中で強化してる。

 安倍外交、いろいろな意見あるでしょうが、アフリカもちゃんと視野に入れてるという意味では、それまでも、僕は森喜朗さんの政策に反対のこと多かったけれども、森喜朗さんのアフリカに対する関心とかは正しいですよね。
 安倍外交はそれを発展させてる面があるから、こういう中国の動きっていうのはよく見なきゃいけない。
 その象徴がこれですよね。(次のニュースへ)


(14)ジンバブエ大統領が就任 強権批判も

 ここにも徹底的に中国が手を入れて、ムガベ大統領が奥さんとも組んでずっと支配してきたのも、チャイナの後ろ盾。
 ムガベさんがなかなか辞任に至らないのも、チャイナの差配があるからだと。
 実は中国はとうとう見放したから辞任に至った。
 ジンバブエの人々は軍が頑張ったと言ってるけれども、本当はチャイナの意向が強い。

 新しく大統領になられたムナンガグワ、元の第1副大統領が、実は全く中国の意向そのもの。
 だから中国が事実上、新しい独裁者を指定したのと同じであって、そして中国はジンバブエに民主主義を望むはずがないんですよ。
 だいたいムナンガグワ第1副大統領は、アメリカのCNNが激しく言ってますが、ムガベさんのいわば手先として動いてたわけですから。
 たくさんの弾圧、いっぱい起きたわけですよね。
 その人を就けるってことは、もっともっと中国寄りに、もっともっとジンバブエの資源その他も中国が奪っていくってことにつながるので、日本が呑気に構えていていい話じゃないんですよ。

 で、アメリカの力は全体に後ろに引いていくので、日本は当然、新しい責任として、この遠いアフリカ、僕も議員になった今はもっと関与していかなければいけない。

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