世界が一目置く“安倍安定政権”・中国が日本に接近する理由・加計獣医学部が中韓留学生受け入れ?は国会で審議を…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2017.11.14 Tuesday 08:55
くっくり



 何を言ってるかというと、制裁は効かないんですよ。
 最初の方で日本の追加制裁は効かないと言ったが、日本がだらしないと言ってるんじゃなくて、制裁は効かないんですよ。
 マレーシアだけじゃなくて、ASEAN諸国との関係も言いましたよね。
 ああいう所から実はもうつながりがあるので、制裁かけようとしても無理。
 これだけ複雑な多国間で、全く孤立させるのは無理なので。

 したがって、最後は北朝鮮が核をあきらめるのか、あきらめないのかっていう。
 今のところあきらめそうにないですから、むしろ私たちは開戦ってことにも備えなきゃいけない。
 戦争になると決まったわけじゃありませんが、備えはしなきゃいけない。


(13)尖閣諸島周辺に中国船 4日連続

 ペースを上げてきてるのは、半島危機が実際に戦争になった場合に、どれぐらい尖閣に侵攻できるのかを試してる。
 その色合いがだんだん強くなってます。
 あんまり言うと手の内さらすが、表面的にはいつも海上保安庁の悪戦苦闘だけが出るけど、海上自衛隊は徹底的にこれ情報収集してますから、いかなる小さな動きも、これは胸張って言いますけど、全く海上自衛隊は見逃してない。
 そのウォッチ、パトロール能力は中国軍より上。
 そしてアメリカの偵察衛星の協力も十分にあるので。

 最近はどうも中国が、半島有事になった場合に、海軍力と空軍力を出した時に、あるいは場合によっては陸軍力、民兵、あるいは偽装難民、それらを含めて出した時に、特に日米の連携がどう動くか、海自と米空海軍との連携。
 それからひょっとしたら、たとえば日本は海兵隊に近いものをだんだん育てているわけです、水力両用で戦える戦力、それを投入する可能性があるのか。
 それから米海兵隊の部隊が、地上兵力として、たとえば中国が難民と称して尖閣諸島に上陸した時に米海兵隊がどう出るのかまで、様子を図ってる形跡が、少しずつですが濃厚になってる。
 だからいろんな意味での備えが始まってるわけです。


(14)南シナ海問題の仲裁に意欲 トランプ氏

 重大ニュース。
 僕は大変懸念してる。
 アメリカがたとえば中国とベトナムの仲介に入るってことは、一部中国の言い分を認めるってことに他ならない。

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