選挙結果より世論調査の方が正しいと主張するメディア…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2017.10.30 Monday 19:48
くっくり
だからご自分を信じた方がいいです。
そんなことではメディアの扱いは変わらない、政府の側からこれやってくれ、あれやってくれ、国会でこれを質問しろという指示もよくいただくんですが、もちろん国会の努力が一番大事ですけど、政府はこれほとんどできないですよ、間違いなく報道の自由への干渉だということになって、むしろメディアがもっともっと跳梁跋扈できるようになってしまうだけだから。
これは逃げて言ってるんじゃなくて、売れない物は作れないんですよ。
それだけ力があるってことなんですよ、有権者、主権者の側に。
(4)安倍首相 野党質問の時間削減提案へ
「与党2」対「野党8」がひどいという一平ちゃんの感覚は健全なんですが、この(共同通信の)記事にまっ赤な嘘がひとつある。
「与党には、法案の作成過程で議論する機会があるため、衆院予算委員会などでは与党と野党の質問時間を2対8と、野党に多く配分…」。
これ全く違いますよ。
「法案の作成過程で議論する機会がある」って、何のことですか?
何のことか分かんないのを承知で書いてるってことがすぐ分かる、記者出身の僕には。
これたとえば自由民主党の部会などを言ってるんですよね。
それ国会論議ですか?
全く違いますよ、何を寝言してるのかと。
全く法を逸脱した記事を書いてる。
そうじゃなくて、法律ではまず、国会には議院運営委員会ってあるんですよ。
質問時間を何分にしますかとか、予算委員会開くか開きませんか、そういうことが決まる、全部法律で定められていて、この略称「議運」でやらなきゃいけないんですよ。
しかし現実にはそうですか?違うでしょ?
これは「国対」、国会対策委員会。
これよく頭に入れていただきたいんですが、法律の裏付けないんですよ。
これは議運という表舞台では決められないことを、決めるために、非公式に作ったもの。
ところが実質的には全部国対で決めちゃって、議運はほとんど手続きで終わるわけです。
何でこれで与野党の質問が2対8になるかというと、野党にいっぱい喋らせると。
で、そこでガス抜きをして、質問しただけで終わって、法案そのものは与党の決めた通り、そのまま行くんだと。
これは与党にも責任あるわけです。
そういう国対政治で2対8に決まってるんであって、自由民主党は部会で議論できるからって、何を寝言言ってるんですか。
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