小池新党は希望の党じゃなく「野望の党」!枝野新党はリベラル新党じゃなく「左翼新党」!…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2017.10.02 Monday 19:31
くっくり


 谷垣さんの地盤で自由民主党が議席を失うと大変だから、そこに行かれたように見える。
 その面もゼロとは言えないが、でも本当は、いま(共同通信の)原稿には北朝鮮の話しか入ってなかったが、まさしく小池新党がどうだとか、民進党がどうだとか以前に、それからあえて言うと消費増税よりも…。

 消費増税を公約に入れると言ったら、小池さんはそれ見ただけで凍結と。
 凍結した後どうするか何も言わずそれ言ってるわけですから。
 だから幸か不幸か安倍総理ももうそこは争点にできなくなってきた。
 僕の申し上げてきたこと、政権公約にすべきじゃないってことがどこまで影響したか、影響したって話も聞いてますけど、でも僕だけじゃなくて、そういう意見を届けた人はたくさんいたと思います。
 で、本来の争点に移りつつあるわけです。

 安保法制を初めて作った。
 何が初めてかというと、集団的自衛権を非常におかしな限定条件は付いていても、なんちゃって安保法制で、拉致被害者も救出できない安保法制だけども、でも一定の条件のもとでは集団的自衛権を使うことができて、そして相手国の同意っていうおかしな条件付いてるけれども、海外の日本人、拉致被害者も含めて救えると、いうことがやっとできた。
 で、その時に、解散総選挙をして有権者の意見を聞くことはできてないわけですから。
 どういう解散、どういう総選挙でも、今まで安全保障が争点になったことがないっていう、信じられない現実が本当の日本ですから、今回ようやく安全保障が、それもいわばリアルタイムで議論になるわけです。
 これから戦争になるかどうかまだ分かりませんが、少なくともアメリカは戦争の選択肢があるってことを明言してて、北朝鮮は外交交渉に全く応じていません。
 何かあった時に、安保法制を活用するのかしないのか、活用するんだったらどのように活用するのか、というのを有権者に直接聞く機会であって。

 もちろん経済も国の根幹ですが、消費税が国の根幹じゃなくて、安全保障、国民を守った上での、消費税を廃止するのか、あるいは増税するのかという議論になるのであって、一番大事な総選挙をやっとやってるわけですよ。
 で、それを、僕ごときの意見は影響しませんが、正直言うと、身を挺してずっと言ってきました。
 議員辞めてもいいぐらいなんですよ。
 ふざけんじゃない!って、この選挙って。ほんとに。

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