民進党が終わる。小池新党(希望の党)への自己保身と大義なき合流。

2017.09.29 Friday 02:25
くっくり


 これを聞いて「はぁ!?」となった有権者、1億人ぐらいいたんじゃないですか?
 (2014年の衆院選の有権者は1億424万9187人)

 たとえルール上は問題ないとしても、「ちょっと待て、その『希望』は『民進』かも」という有権者騙しの手法を、堂々と取ろうとしてるわけだから。

 ネットでうまいこと言ってる人たちがいました。
 二重国籍ならぬ二重党籍だと。

 希望の党と民進党では、言うまでもなく、政策に大きな違いがあります。
 憲法や安全保障、それに消費税についても。
 両院議員総会で、未だに前原さんは「安保法制は憲法違反」と言ってましたよ。

 前原さんの決断には、連合の後押しもあったらしいですね。
 希望の党は、自民党との違いをアピールするため、原発ゼロを前面に出すようです。
 そこは連合の考えとは真逆だけど、いいんでしょうか?

 まさに「自己保身合流」「大義なき合流」。
 安倍総理に対して、「自己保身解散」「大義なき解散」って、よく言えたものだと。
 ってことは、選挙戦では、少なくともその点で安倍さんの批判はできなくなりましたね。
 (恥を知らない人たちだからやりそうだけど…)


 安倍さんといえば、評論家の中には、「小池さんが準備が間に合わないと思って解散に打って出たのに、裏目に出た」と言ってる人もいますね。
 「解散は来年の方が良かったのでは。その頃、小池さんの人気がまだ続いてるとは限らないし。今、解散に踏み切ったことで、むしろ小池さんにチャンスを与えたのでは。人気のあるうちの短期決戦になる」という声も。

 確かにそういう面もあるんだろうと思います。
 でも、政策も理念も二の次、とにかく安倍政権打倒という一点で、急ごしらえでできた「第二民進党」に、投票する国民がどれほどいるんでしょうか?

 …って、けっこういるんでしょうね(T_T)
 反安倍、反自民の人だけでなく、ふわふわとした人たちは多いから。
 今後の展開によっては、またメディアの報道の仕方次第では、無党派層がダーッと流れる可能性が大いにありそう。

 何回同じこと繰り返したら気が済むんでしょう?
 右から左までごった煮の政党に、何ができるというんでしょう?

[7] << [9] >>
comments (22)
trackbacks (0)


<< 中山恭子さんが小池新党へ「それもひとつの生き方ですが、僕は反対です」…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
小池新党は希望の党じゃなく「野望の党」!枝野新党はリベラル新党じゃなく「左翼新党」!…青山繁晴「虎ノ門ニュース」 >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]