半島危機のなか行われる戦後最も重要な総選挙…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2017.09.19 Tuesday 00:07
くっくり
その後者の方は選ぶはずがないと見えつつも、いや、もう財務省の食い込み方からすると、安倍さんと対抗する方は、どなたであれ、そういうことを出してくる人いるから、ここで大激突になるんですよね。
で、大激突になると、自由民主党は総裁選挙の間は北海道から沖縄まで、もうその一色になるわけですよ。
それで、もちろん、それはちょっと取らぬ狸の皮算用に近いけれども、安倍総理としてはここで勝つことを前提に、それはまあ考えざるを得ないですよね。
負けることを前提にしたら、もう解散権ないわけですから。総理でなくなって。
だから勝って総理の職にとどまって解散権を持つと、要するにこの論争が起きたその直後に、同じように国民に信を問うというようにすると。
で、本当はこのあたりに(2018年)12月18日っていう日があって、今の衆議院議員、4年間の任期切れなんですよね。
これも重大なことなんですけど。
だからこの直前になっても、必ずしもそれを追い込まれたっていうふうにメディアに書かれても、そんなの気にすることはないと、いうことでですね、安倍総理ご自身の考えも、官邸の中枢の考えも、みんな一致してたんですよ。
自由民主党の幹事長室をはじめ、ね。
それがどうしてこうなったかっていうのはですね、これはさっそく朝日新聞などが今朝の一面トップでももう書いてましたけど、ネガティブキャンペーンが始まったんですよね。
要するにこれは大義なき解散だと。
これね、「もりそば・かけそば」と同じようにこれからずっと言いますよ。
大義ないんだ、大義ないんだ、安倍ひとりの保身のためなんだということをずっと言うわけです。
でも本当はですね、この、僕らが今いる位置(2017年9月)で一番重大なことがもう1個あるんですよね。
これずーっと覆い被さる。
要するに半島危機があるわけですよ。
間もなく重大な日程が入るんですよね、2017年、今年の11月に。
トランプ大統領がアジアにやって来るんですよね。
それでこれは当然、北朝鮮と戦争になるのかならないのかの分岐点にもなるので。
それ考えたらですね、この北朝鮮問題が、いわば戦争という超強硬手段で短期に終わるのか、それとも長い冷戦を経てソ連を潰したように長い時間をかけるのか、どっちにしてもですね、このへん(来年以降の日程は)それを考えなきゃいけないんですよ。
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