【過去】青山繁晴「アンカー」ペルー日本大使公邸人質事件
2017.09.11 Monday 19:11
くっくり
で、トンネルから突入したということは、2階にはトンネルはもちろん届きませんから、最初フジモリ大統領が指揮した突撃部隊は、1階に入ってくるわけですね。これ(トンネル)、今1本描いてますが、実際は7本掘られました。トンネルから出てきて、1階にいたさっきのセルパのような主犯格をまず殺害したわけです。つまりここ(1階)で銃撃戦があったわけですね。銃撃戦があるということは、必ず2階に聞こえてしまうから、必ずこの少年は撃つであろうと、フジモリ大統領は判断してたんです。
僕は推測で言ってるんじゃありません。ペルー側の内部から聞いてきた話です。というのは、このへんの盗聴マイクがいつも仕掛けられていたので、つまり持ち込んだ食料とか、そういうものに盗聴マイクが仕掛けられていたので、こういう状態だとわかっていたわけです。
ですからさっき言った通り、ここから(トンネルから1階へ)突入したら、必ずこの少年が撃って全員死ぬと覚悟して、フジモリ大統領は突入したんです。じゃあどうして死ななかったかというと、この少年が、実はこの少年は、さっきゲリラと言いましたが、実際はほんの子供で、アマゾンのジャングルに住んでて、親が50ドルをさっきの主犯格から渡されて、50ドルで売られた子供です。その50ドルで一族が何年も暮らせるわけです。日本円で6000円ぐらいですよ。ですからテロリスト、ゲリラと言うけれども、実際はただの子供なんです。4カ月もいっしょにいたから仲良くなってて、人質の方の証言によると、いま証言を要請されている日本人の人質によると、引き金に指はかかってたと。だけど引けないまま彼は後ずさりしていって、部屋から出て廊下に出たと。その時ちょうど特殊部隊の兵士が上に上がってきたから、少年が部屋から頭が出たので、パーンとこめかみ撃ち抜かれて彼は死んだと。
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