【過去】青山繁晴「アンカー」ペルー日本大使公邸人質事件
2017.09.11 Monday 19:11
くっくり
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村西利恵
「青山さんが取材した真実として、『フジモリ大統領は日本人が死ぬことを前提に武力突入した』んだと……」
一同
「えー?」(驚き)
青山繁晴
「つまりフジモリ大統領は、日本人を助けるために武力突入したんじゃなく、日本人は武力突入したら必ず死ぬと。違う目的のために武力突入したんであって、日本人を助けたのはフジモリさんじゃない。じゃあ誰が日本人を助けたか。24人全員助かりました。誰が助けたかというと、これです」
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村西利恵
「『日本人を助けたのはゲリラの少年』……」
青山繁晴
「ここに写ってる絵の人間ではありません。ここに写ってるのは(右側の人物を示して)ネストール・セルパといって、プロのテロリストです。これ、まさしく主犯であってですね。これは(左側の人物を示して)セシリアという女性です。この写真には写ってませんが、実際には、ゲリラ…と呼ばなきゃいけない、犯人グループだから呼ばなきゃいけないけど、推定14〜5才の少年がいて、その少年のおかげで日本人は全員助かったんです。
どういうことか、いきさつをわかってもらうために、当時の現場の様子を見てもらいたいんですが、さっきのVTR見ていただくと、トンネルから突入したと言ってるけど、トンネル映ってないでしょ。建物の外からわーっと特殊部隊が入ってくるの映ってたけども、実はトンネルはあの大使公邸、国民の税金で造った住まい、その下に7本のトンネルを造ったわけです。そのトンネル含めた内部の模様は、今まで日本国民にはあんまり伝えられてないわけです。それを実際に見た内部を、写真は撮れなかったので、絵で今回は描きました」
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青山繁晴
「もちろん、もうちょっと複雑な構造してますが、簡単に言うと、主な建物は2階だけで、日本人の人質の方々は、これ実際、らせん階段なんですが、らせん階段上がった突き当たりの小さな部屋に全員、24人いました。そこに見張り役の少年と書いてますが、絵には出せないけど、実際は軽機関銃持ってました。このスタジオの4分の1ぐらいの広さ、つまり僕と今、村西さん立ってますけど(2人の間は3mぐらいの間隔)、ここからそう変わらないぐらいの狭い部屋です。だから少年、テロリストがこうやって構えてたらですね、軽機関銃の引き金を引いたら、まず頭も何も吹き飛んでしまう。おそらく24人全員死んだと思われる。それ、2階ですね。
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