【過去】青山繁晴「アンカー」ペルー日本大使公邸人質事件

2017.09.11 Monday 19:11
くっくり



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青山繁晴
「10年経って、先週金曜日に当事者のペルーで、新しい裁判が始まりました。この裁判は、あの武力突入に大きな間違いがあった疑いがある、犯してはならない殺人が、虐殺が行われた疑いがあるという裁判が始まり、しかも大事なことは、その裁判のために、初めて日本人の人質だった方に、証言に立ってほしいという要請が初めて出たんです。つまりは、事件の本当の真相を、武力突入の本当の真相を知ってるのは日本人だけだよ、ということを、今のペルー政府が初めて言ったということなんです。
 実は僕は、金曜日に裁判が始まってから土日にかけて、ずいぶんたくさんの電話とメールをいただきました、長いつきあいの方々から。『お前が10年間言ってきたことが本当かもしれないってことが、ようやく出てきたね』と。『かもしれない』っていうのは、フェアに言わないといけない。まだ判決出てませんから。しかし、もう虚仮(こけ)の一念のように10年間青山が言ってきたことが本当かもしれないというのは、この裁判の始まりでわかったよという人が、政府の内部にもいるんです。その上で、この10年間僕が主張してきたことと逆に、日本ではどう見られてきたか。どう報道されてきたか」

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村西利恵(進行役)
「まず1つめは『日本人は武力突入で救われた』ということ、2つめは『救ったフジモリ大統領はヒーロー』のように扱われたということ」

青山繁晴
「日本人の人質、24人いらっしゃいました。武力突入によって24人全員、お怪我はされましたけど、亡くなる人はいなくて、全員救出されました。だからこれ、当然だろうとみんな思うはずです。日本政府もそのように説明してきました。そしてこの武力突入を指揮し、あるいは計画したのはフジモリ大統領だから、日本人を救ったヒーローだと。今もそう思われてます。しかしこれは、僕が現地で取材した関係者から聞いた話を総合すると、事実はまずこうです」

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