北朝鮮が日本の頭越しに弾道ミサイル発射

2017.08.29 Tuesday 20:30
くっくり



 と、あれやこれやを考えれば、「日本への脅威は高まってない」と言い張る人たちは、私には平和ボケにしか見えません。

 もちろん脅威はミサイルだけではないですよね。
 サイバーテロも含めた日本へのテロの危険性も高まっています。
 日本国内には北朝鮮の工作員がスリーパーも含めてたくさんいますから。


 安倍総理はミサイル発射の数時間後にトランプ大統領と電話会談をしました。
 が、そのトランプ大統領は文在寅大統領とは電話会談していないようです。これまでのところは。

 8月28日の「虎ノ門ニュース」で青山繁晴さんが指摘していたのは、

●アメリカはとにかく韓国を心配していて、万一有事になった場合、韓国軍はちゃんとついて来れるのかと。
●しかもこのタイミングで文在寅大統領が北朝鮮とツーカーで、そして反日。
●有事になった時に、米軍の大事な情報が韓国の政権から北朝鮮に漏れるんじゃないかと心配している。

 となれば、トランプ大統領が、文在寅大統領とはあまり積極的には接触したがらないのも理解できます。


 あと、ワイドショーや情報番組、報道番組を見ていると、「Jアラートが鳴っても、実際どう行動したらいいのか分からない」とよく言ってますね。
 街の声だけでなく、キャスターや出演者も。

 政府はそれなりに広報はしていると思いますが、まだそれが足りてないのは確かだと思います。

 が、当のメディアも広報不足じゃないでしょうか。
 Jアラートが鳴った時、たとえば電車に乗っていたらどう行動すればいいのかなど、具体的な話をもっとすべきではないかと。

 メディアはそもそも緊張感が欠けているというか、「まさか北朝鮮のミサイルが日本の領土や領海に落ちてくることはないだろう」「まさか日本が戦争に巻き込まれることはないだろう」と、どこかまだ他人事みたいな印象があります。

 そんなメディアが自分の報道不足や広報不足を棚に上げて、「Jアラートが鳴っても、どうしたらいいのか」と言うのはどうかと。

 でも、そういうメディアやコメンテーターなどは、逆にもし政府が「Jアラートが鳴ったらこう行動して下さい!」と大々的に広報したらしたで、「安倍は戦争を煽っている」とか言い出しそうですよね。

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