“徴用工”文在寅に米国の圧力・真珠湾で米軍司令部と議論…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2017.08.28 Monday 19:53
くっくり


 防衛費を目の敵にして、記事にするのもまことに摩訶不思議であって、自分たちを守りたくないのか。
 防衛費が少なくなって、あるいは伸びが鈍くて、誰が喜ぶか。
 中国と北朝鮮と、ほんとは韓国じゃないですか。

 (防衛費の内訳は)人件費と付け払い。
 だから自由になるお金はほんのちょっとしかない。
 問題の北朝鮮のミサイルに対抗するための新たな予算は、この記事だと、イージスに載っける改良型迎撃ミサイル、472億円。
 500億円弱というのは、この土曜日に「よるバズ」に久しぶりに出たが、女性コメンテーターが、いまどきボクシングの大きな大会だと何百億円、簡単になりますからという話をしてて、僕はその通りだと言った。
 だいたい国の予算全体で、95兆円から100兆円ぐらい。
 それで国民の生命を奪いかねない北朝鮮に対して、ま、この項目だけだけども、わずか500億円弱。
 それ考えたら記事の組み立てが最初から例によって、日本国民をなるべく国を守らない方向に持っていく、思い込みに連れていこうとしか思えないんですよ。

 前から申し上げてる通り、議員になってから防衛省の内局、いわゆる文民のえらい人たちに、どう見ても10兆円必要ですと。
 北朝鮮の脅威とかを度外視しても、中国の、もっとより中長期的に深刻なのは宇宙兵器であって、当然単価がすごく上がりますから、すると本当は10兆円でも足りない。
 予算を考えるのは制服よりも間違いなく文民の方々だから、10兆円なんてとんでもないという顔をし、僕にもそうおっしゃるから、そういう発想でいると…。

 だから10兆円なんてことをたとえば防衛省の事務次官とか局長が発言すると、当然、大問題だと言われて、国会に証人で呼べとか、野党が騒ぐ、それが嫌だから、とりあえずそんなことは言わないようにしましょうと。
 それはさっきの安倍総理の「万全の態勢を指示した」と同じ話で、本当は深刻な問題は全部、先送りどころか、先送りはいずれやるが、そうじゃなくて全部テーブルの下に入れてるだけでしょ。
 いつ国民の命を守るんですか。

 だからこれも安倍総理はずいぶん努力をして、今朝の朝日新聞でも安倍政権になってからずっと防衛費は伸びてるんだというね、悪の権化みたいな。
 はいはい、もう。
 もうこんな記事はAIに任せた方がいいよ、AIも要らないよ本当は。

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