参院議員1年間で何を成し遂げたか&千春博士のメタハイ講座…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2017.08.21 Monday 19:47
くっくり


 なかなか電話出ない時もありますよ、出てくださらない時も。
 そういう間柄ですから、憲法改正について意見が異なるようになるとは夢にも思わなかったですよ。
 それが今年の連休中の、憲法記念日あたりに、総理が、自由民主党の総裁としてだけど、それも国会の外で、ビデオメッセージで、いきなりもう憲法9条はそのままにしといて、自衛隊を合憲にするのを付け加える、これで行きたいってことを言われて。

 こないだあった自由民主党の憲法改正推進本部で、これ新聞にも出てたからありのままに言うと、まず、ものすごい人数来たですよ。
 普段なかなか来ない人も多くて。
 僕はいつもどおり一番壁際に座ってた。
 それで、何か皆さんご意見はと言われた時に、はいと手を挙げると、そしたらこのへんからも手が挙がって、佐藤正久さんという自衛隊出身の、本当に地道に努力されてる方、これほんと僕は感心してます、それからヘイト関連の法案を作って反対意見も多い西田昌司さん、でも西田さんも本当に地位にとらわれないで仕事をしてる、僕と意見の違い、だからあるけど。
 で、そういう人たちが、こう、窓際に座ってたから、はい、その順番にということになった。
 と、いきなり佐藤さんが賛成ですよね、現実的な案だから賛成だと。
 西田さんもそういう感じで。
 何か、場所の雰囲気は、総理が言ってんだから反対できないんだみたいになってる中で、僕は反対ですと言いまして。
 それはどうしてかというと、国の交戦権はこれを認めないって9条の第2項そのままにして自衛隊合憲にすると、事態は悪化すると。
 つまり今の解釈改憲の方がまだマシで、自衛隊に国民を守る余地はあるけれども、相手が国だったら何もできませんとなったら、自衛隊いったい何をするのか、災害出動だけになっちゃうと。
 それから、ひとつの憲法の中でここは死文化してるんだと。
 これはこう書いてあるけど、あとで違うこと書いてあるから、これ大丈夫と。
 それ子供が野球する時に、このルールはこう書いてあるけれども、これは違うルールもあるから、このルールは気にしなくてもいいって言ったら、子供は何を信じるのかと、いうことになりますから、僕は反対ですと。

 これ困ったなと思ったのは、安倍さんがもう勢いをつけて、秋の臨時国会にこれをもう出してこられるということでしたから、というか安倍さんの考えのもとで自由民主党が案をまとめて、もう出すんだって話で、僕は党議拘束を外して下さいって言ったわけですよ。

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