参院議員1年間で何を成し遂げたか&千春博士のメタハイ講座…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2017.08.21 Monday 19:47
くっくり
「虎ノ門ニュース」の役割は非常に大きくて、たとえば自由民主党の部会…。
国防部会とか、農林水産部会とか、経済産業部会とか、文教科学部会とか、国民の生活に全部関わることが頭について、全ての分野について毎朝8時から。
僕は記者時代に記者クラブ以外の所から特ダネ取ってくることを心がけていたが、この部会だけは入れない。
実際、中では同じ自由民主党の議員同士でバトル、それから官僚がずらっと来てるから官僚との間であるが、壁耳で断片的に聞こえるだけ。
あとで議員に聞くが、どうしても偏った答が出てきますよね。
その部会に自分が参加して、何があって、どんな資料が出てきて、というのを、もしも「虎ノ門ニュース」がなかったら、こんなに皆に伝えられなかったと思うんですよ。
それは本当にご縁で天の差配という風に感謝。
もっとびっくりしたのは、記者時代に取材してた自由民主党の部会っていうのは、ガス抜きだろうと思ってたんですよ。
だって僕みたいな1年生議員から、閣僚経験者、場合によったら総裁が来てれば総裁も平等に発言するわけですから、そんなの良さそうに見えて実はガス抜きですよ、世の中は。
ところが全然違ってて、前もお話ししたが整理して言うと、日本の教育。
たとえば数学。
もともと好きな人はすっとやるけど、そうでない人は、たとえば受験科目だからやるでしょ。
そうすると特定の好きな人だけ深入りできて、あとは強制、義務みたいになって、学校出たらそれでサヨウナラになるわけですよね。
そういう数学教育も僕はおかしいと思ってて。
専門じゃないからよけいなこと言うなと言われるかもしれないけど…
大学で教えてるのは、近畿大学では国際関係論、東京大学では知力の再構築といって、受験勉強で作られちゃった頭をもう一回バラバラにして組み立て直すというゼミ。
そういう授業で数学じゃないけど数学の話をするのは、僕たちが学校で強制的に教わったのは、「平行線は交わらない」というね。
でも、空を見上げたら月が浮かんでるじゃないですか。
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