『新朝鮮戦争』前夜!米史上初の戦時体制・種子法と共産党…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2017.08.14 Monday 18:12
くっくり


 これは史上空前のメッセージ。

 逆に北朝鮮が自制的、つまり口だけで、ミサイルもドンガラだけの場合に、つまり北朝鮮から先制攻撃何もしてないのに、アメリカが全ての力を使うってことは北朝鮮がなくなるってことだから、中国は北朝鮮の所に親米政権が作られるのは許さないってこと。

 全体を通じて言うと、条件付きで、つまり北朝鮮にやられるだけの理由があったらしょうがないと言いつつ、本音はそういうことより、戦争になった後、親米政権じゃなくて中国の影響力がちゃんと残るんだったら、中国の利益になるようにするんだったら、つまり中国は手を下さずに金一族がいなくなるという、中国にとっても都合のいいことだったら、受け入れる用意はなくはないかもしれない、みたいなことになってるわけです。

 それが事前に把握できたから、トランプさんはわざわざ電話をしたわけです。


(5)北朝鮮情勢巡り電話会談 米仏首脳

 何で危機が迫った時に、フランスのマクロン大統領と電話で話さないといけないのか。
 トランプさんはよく考えた動きをしてて、北朝鮮の制裁破りは中国がいつも悪者になるが、ちゃっかり商売してるのはフランスだと。
 イギリスは案外、こういう時にそういうことをしない。

 と同時に、戦争に備えた体制だと言ったことにも関係があって、アメリカはいざとなったらやりますよと、P5(国連安保理常任理事国)には表から了解を取り付けるという運動。
 そういう意味でも実は臨戦態勢を固めつつある。
 戦争やると決まったわけじゃないが、もしやらざるをえない時には瞬時にできるように、マクロンさん、習主席、水面下で安倍総理、イギリスのメイ首相に話しておきましたと。
 プーチンさんとは合意ができてない。


(6)「グアムは観光客10倍に」 トランプ氏が知事に

 これも例によってトランプさんの問題発言だとされてるが、(北朝鮮のミサイルで)グアムが危ないんじゃないかというので観光客が減るということが懸念されてるから、トランプさんはそれをカバーしようと発言したんで、適当にデタラメ言ったわけじゃないと思います。

 ハワイがよく言われるが、グアムが実際はアメリカにとって生命線だということは、確かに注目度が上がってて、やがてこの朝鮮危機もどういう形か分からないけど、いつか終わる日が来ますから、その時にはグアムは、ハワイの陰に隠れてたのが、前に出たじゃないですかと。

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