河野太郎外務大臣は「あり」なのか…Tweetまとめ17.07.16〜07.31

2017.08.04 Friday 01:50
くっくり


 そうするとこれ官邸が全部握っちゃって、その通りに河野さんがやると。
 ただ、韓国側にとってみれば、何かまあ、韓国側にも一定の、仲良くしようよ的なメッセージを送ったかのようには見える部分もある。
 で、安倍さんとしては、どのみちご自身は、もうあとは悲願である憲法改正をやり遂げることしかないわけで。
 だって、これ以上総理として、たとえば自分が権力をあと10年持ちたいとか、そういうことはないわけじゃないですか。
 そうすると自民党の中で、もう次の世代というものを育てていかないといけない。
 やっぱり河野さんにも外交の実際の修羅場っていうものは、経験してもらっておいた方がいいと考えた可能性もある。
 (中略)安倍政権にとって、いま敵はどこにあるのかと言ったらば、やっぱりメディア。
 きちんとした、ある程度公平な、あるいは事実に基づいた報道がされない。
 それによって、政権の実相もかなり歪められているし、有権者の判断も歪められてしまうという点で、大変残念。
 これと対峙しなければいけない。
 それから、もうひとつは近隣諸国ですよね。中国と朝鮮半島ですね。
 この2つの敵に対して、この敵と融和的な人を前線に送り出すっていうのは、ひとつの作戦としては私はありだと思う】

 なるほど。
 確かに近年、外交は官邸主導で動いてますから、大局的には外務大臣の影響力というのは限定されるのかも…。

 ただ、この日共演した石平さんは、有本さんの意見に一定の理解を示しながらも、こう警鐘を鳴らしていました。

【私が危惧してるのは、それがひとつのきっかけで、方向性があっちの方にもしシフトしていったら、安倍政権は最後の砦である30%の固い支持層を失ってしまう可能性がある。しかもさらにマスコミに叩かれて、最後はもう何もできなくなる】

 石平さんの心配もごもっともです。

 安倍さんのことだから、わざわざ河野太郎さんを外務大臣に据えたのは深い考えがあってのことだと思いますが、確かにそれが裏目に出ないとも限りません。

 ただ、安倍さん自身も、この人事については疑問の声が出るであろうこと(あるいはすでに出ていること)を、気に留めていたようです。
 内閣改造を受けての午後6時からの記者会見で、河野太郎さんについての質問の中に「それ」はなかったのに、わざわざこう述べていました。

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