7月28日夜で世界は変わった・7月25日閉会中審査で福山哲郎や森ゆうこがヤジ…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2017.07.31 Monday 17:41
くっくり



 「Hanada」に書いたのは、すぎやまこういちさんの話。
 すぎやまこういちさんから僕に電話があった。
 よく電話があるが、何かと思ったら、7月10日の審議を見たよと。
 加戸守行さんは古い友達なんだと。
 加戸さんは文部省を辞めた後、JASRAC(日本音楽著作権協会)に行ってる。
 加戸さんは著作権で世界に知られている。
 日本の著作権法は、実質、加戸さんが作った。
 JASRACに行かれた時、すぎやま先生のお話によれば、演歌が既得権益を持ってて、すぎやま先生が戦ってたら、加戸さんが入ってきて、事態が全く変わって、だから一緒に戦った仲なんだと。
 それが嬉しくて、「Hanada」にいっぱい書いた。
 人間はひとつの根っこを決めると、その後、何でもできる。


(7)中国には「非常に落胆」 トランプ大統領
(8)習主席「世界一流の軍に」 創設90年で閲兵式

(以上割愛)


(9)民進・蓮舫代表が辞任「私の統率力不足」

 問題はこれから民進党代表選。
 まだ分からないが、今のところ、今までより分かりやすい代表選になる。
 憲法改正すべきという前原さんと、基本的には改正すべきでない、そして左傾向が強い枝野さんの一騎打ちに。
 民進党の分裂の前触れになるかもしれないし、今までどちらに進むか分からなかった民進党が、どちらに進むかはっきりさせるという重要な代表選になる。

 それから地方選挙も含めて共産党が協力してくれると、自民党に公明党の票が入るように、各地域に共産党はまんべんなく固定票を持ってる。
 公明党支持者には、自民党に投票しろと言われてもしない方もいる。
 僕が現場で聞いてきた限りでは、案外、共産党支持者の方が言われたとおりに投票する。
 民進党で選挙に弱い人は、共産党の票を当てにする。

 前原さんは共産党と組むわけにいかないというスタンスだが、代表選が迫ると、急に共産党と仲良くするかもしれない。
 だから、分かりやすい戦いに見えて、共産党の影が差すかもしれない。
 本来は共産党と共闘するのかが争点になるはずだが、そうならずに、前原さんが共産党とも仲良くしましょうと言ったら、民進党の自滅につながる。



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