蓮舫民進党代表辞任表明と稲田防衛大臣辞任意向

2017.07.28 Friday 02:30
くっくり



 そんな中、蓮舫さんは逆に英雄のように扱われてきました。

 特に7月25日の参院の閉会中審査で、蓮舫さんが安倍総理を厳しく責め立てる場面を、辞任表明までの3日間、繰り返し何度も何度も流してきました。
(問題の本質に迫る加戸前愛媛県知事の答弁とか全くスルーなのにね(T_T))

 もし私がテレビだけを見てる人間だったら、「あれ? 蓮舫さん、ついこないだ安倍さんを責め立てて、ギャフンと言わせたところなのに。何で急に辞めるって言い出したの?」となったと思います。

 逆に言えば、テレビを主な情報源としている方々には、こうしたところからも、「テレビって何かおかしい。真実をちゃんと伝えてるの?」と気づくきっかけにしてもらって、ネットで自分で情報を収集してみる、ということにつながっていけばいいなぁ…、なんて思います。


 今日(7月27日)は、他にも大きなニュースがたくさんありました。
 時系列に並べると、こんなふう。

■森友学園めぐる一連の事件で籠池夫妻を大阪地検が聴取
■PKO日報問題で防衛省の黒江事務次官と陸上自衛隊トップの岡部陸上幕僚長が引責辞任へ
■稲田防衛大臣が辞任の意向固める

 稲田大臣辞任は、NHKが午後7時になる直前に速報で伝えました。
 だもんで、夜の民放ニュースのトップはどの局も、蓮舫代表ではなく稲田大臣。

 日報問題というのは、7月20日の「ひるおび」での伊藤俊幸さんの説明や、7月25日の参院予算委(閉会中審査)の青山繁晴さんの説明を見ても分かるように、そもそもが「問題」になること自体、おかしな話なんですけども…。

 ただ、次官と幕僚長が引責辞任する以上、トップの防衛大臣が辞めないわけにもいかないでしょうね。
 野田幹事長だけ辞めさせて、自分は続投しようとした蓮舫さんと同じになってしまうし。

 8月3日の内閣改造まで、防衛大臣は別の大臣に兼務させるようですが、北朝鮮の動きが気になる時期なので(後述)、ちょっと心許ないですね。

 ちなみに個人的には、小野寺五典さんにまた防衛大臣をやってほしいです。

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