蓮舫民進党代表辞任表明と稲田防衛大臣辞任意向
2017.07.28 Friday 02:30
くっくり
ただ、ジャパンタイムスに「政策の目玉がなく、スキャンダル追及をしてるのが(民進党低迷の)大きな問題ではないか」と言われた時は、少し気色ばんで、こう反論していました。
「年金問題もまずはスキャンダルから入りました。今回も、森友・加計の批判もしているが、改善策も提起しています」
そのひとつとして、国家戦略特区のあり方を抜本的に見直すことを挙げていましたが、え?これってまさか、民進党が6月に参院に提出した「国家戦略特区制度を廃止する法案」ですか?
日経にこき下ろされた法案ですよね(^_^;
なぜ民進党はこんなに落ちぶれてしまったのか。
そもそもが、去年9月15日の民進党代表選で、蓮舫さんが当選してしまったことが、最初にして最大のボタンの掛け違えだったのではないでしょうか。
その前にすでに二重国籍の件は、一部新聞やテレビで問題にされていたわけですから。
※拙ブログ17/7/19に二重国籍問題の時系列表あり。
蓮舫さんに投票した民進党の方々は、「二重国籍問題なんか大したことないだろう」と甘く見ていたんでしょうね。
それよりも、蓮舫さんの人気にあやかりたかった。
ところが二重国籍問題は、表面上は沈静化してもネットはじめ一部メディアではずっと言われ続けて、ボディブローのように効いてきた。
それが今年7月2日の東京都議選での惨敗(自民党だけでなく民進党も大負けだった)で、党内の不満が、二重国籍問題も含めて一気に外に出てきた。
蓮舫さんが戸籍謄本の一部など資料を開示することになったのも、国民が求めたからというよりは、党内からの「この問題を早く決着しろ」という圧力によるものでした。
その後、二重国籍問題については党内ではいちおう沈静化したものの、疑惑は払拭されていない状態が続いており、しかも左派からも「戸籍開示は差別を助長する」と批判される結果となりました。
(今日の辞任表明会見の質疑応答でも、IWJの記者からこの批判が出ました)
そういう状況の中、7月25日に野田幹事長が辞任を表明。
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