加戸証言を報道しないメディアの自壊!共産主義の独裁の方がまだマシ! 青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2017.07.17 Monday 22:22
くっくり


 ゴールポストも目の前だと。
 その時に、ここで自分がボールを蹴って2対1で勝ったら、俺はヒーローだ、と思うのは最低なんです。
 私心そのままで、そうすると、つまづいてひっくり返ったり、ふだん優秀なサッカー少年がなぜか入らないということが起きる。
 その次、じゃあここで入れたら、チームの皆や両親が喜んでくれると、それは決して悪いことじゃないが、それでもやっぱりまだ「私」が入っていて。
 すると、普段の通り、スコーンと蹴ることができなくて、ギリギリ入らなかったということが起きる。
 本当はここで気持ち良く蹴って、ゴールキーパーとタイマンの勝負して、スコーンと抜いたら、勝ったら、その後は、ラグビーではノーサイドと言うけれども、サッカーでも同じであって、終わったら、お互いの健闘を、相手の選手と握手して、場合によったらユニフォームを交換したりすると。
 そういうのを「脱私」と言うわけですよ。
 そうすると本来の目的に即する、「つく」と僕は呼んでますけど、本来の目的、スポーツの目的とはそういうことなんですよ。
 最終的にはお互いをたたえ合えるぐらい健闘するっていうのが、スポーツの、競技の本来の楽しさなので。
 「私」を脱すると、実は逆転勝利もできる。

 だから周りの方が緊張してきて、国会議員が、しかもベテランの人が。
 ある女性議員は、僕はむしろ好感を持ったんですけど、僕の前の議員、共産党の方が質問されてて、共産党の質問が終わる頃になると、小声で、「青山先生、もうすぐですよね」と(笑)。
 僕が「そうですね」って言うと、「ごめんなさい、よけいなこと言って」と言われて、いい意味で感受性の豊かな人だと思ったんですけど、そういうのに呑まれて、いいとこ見せなきゃと、いい質問しなきゃというのは、脱私即的の逆さまで、きっといいことにはならないんですよ。

 とにかく、加戸守行さんの答を引き出すということに集中をして、そしてこれは僕の質問の結果ではなくて、加戸さんの志の強さです。
 ほんとにはっきり、一番最初の答から、「歪んでいた行政が正された」とおっしゃったんですよ。
 これ前川さんがずっとおっしゃってる、「行政が歪められた」ってことをちょうど、見事に逆転して、これだけ鳥インフルエンザとか口蹄疫とかBSE、狂牛病が、愛媛県だけじゃなくて全国の人が獣医師を必要としてる中で、たとえばペットの数が多い東京を中心とした東日本に獣医師が偏在してたり、あるいは50年間、特に最近の10年、10年まで行かなくてもたとえば宮崎県のひどい口蹄疫っていうのは、平成22年ですよ、まだ7年前です、だからこの10年間の間ですけど、そういうふうに、これ全部ウイルスですからね、人間のウイルスと違いますから、獣医師でないと分かりません。

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