9条信者の沈黙

2017.07.08 Saturday 02:00
くっくり



 「9条さえあれば、日本や日本国民が他国から危害を加えられることはない」というのが基本理念ですから。

 このあたり、「九条の会」の勉強会に参加された拙ブログ読者様のレポートを是非ご覧いただきたいです。
 彼らの思考形式が良く分かります。

14/5/24:「九条の会」勉強会に参加された読者様のご報告(付:「九条の会」と共産党)

 この勉強会では、尖閣諸島にも話が及んでいますが、「日本の領土か分からない場所」「日本の領土である根拠があるかどうかも怪しい」という発言が飛び出しています。

 つまり、彼らにとっては、尖閣諸島も(さらには竹島も)都合の悪い存在なのでしょう。

 日本には9条があるのに、それを無視して他国が日本の領土を武力で奪おうとしている(奪ってしまった)なんて、そんなことはあってはならないからです。


<9条信者が沈黙してしまう質問まとめ>

 ・外敵の侵略にどう対処するのか?
 ・そんなに良い9条なら、なぜ世界に広まらないのか?
 ・拉致問題をどう思うか?
 ・尖閣諸島や竹島をどう思うか?


 実は「外敵の侵略にどう対処するのか」については、逆に雄弁に語る人も多いです。
 その場合、例外なく、「話し合い(外交)で解決を」と言います。
 だから、曲がりなりにも「戦う」と答えた中田正義さんのご友人は、例外中の例外。

 もうひとつ、「そんなに良い9条なら、なぜ世界に広まらないのか」についても、このように反論する人もいます。
 「日本は一周先を行っている。世界がまだ追いついていないだけ」。
 今の憲法が施行されて、もう70年にもなります。
 70年経っても世界が追いつかないのは、9条に致命的な欠陥があるからでしょう。

 あと、9条ではなく前文ですが、これも彼らが沈黙してしまうトピックかもしれません。

憲法前文は日本国は日本人の命を守るつもりはなく、諸外国に委ねる「奴隷国家宣言」だ https://t.co/Hktj4Ebmz0 沖縄反基地運動の方々は例外なく護憲派でしょうが、前文にあるように、「平和を愛する諸国民(当然米国も含まれる)の公正と信義に信頼して」るんでしょうかね?

— くっくり@六四天安門事件 (@boyakuri) 2017年5月6日


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