9条信者の沈黙

2017.07.08 Saturday 02:00
くっくり


 少なくとも「侵入者と戦う」という意志を示している点で。

 「もし本当に中国や韓国が攻めてくるというのなら、僕が九州の玄関口で、とことん話して、酒を飲んで、遊んで、食い止めます。それが本当の抑止力でしょう?」とスピーチしたというSEALDs福岡の大学生の話が以前ありましたが、これに近い考え方の人がごろごろいますから。

 私も若い頃はぼんやりとした護憲派(今も日本人に多いタイプだと思う)で、「話せば分かる」と思っていたフシがあるし、夫も30歳ぐらいまでは「音楽は世界共通!俺の演奏で戦争を止めてやる!」と真顔で言ってました(夫は20歳頃から現在までアマチュアバンドをやってます)。


 中田正義さんから是非ご友人に尋ねていただきたいのは、「北朝鮮による日本人拉致をどう思うか?」です。

 私も長年、いわゆる9条信者の主張をネットを通して見てきましたが、彼らはほぼ例外なく、拉致被害者に冷淡です。

 私の高校時代の担任の先生もそうです。
 私が在学中は全くそんな気配はなかったのですが、卒業後、年賀状のやりとりを続けるうち、「あれ?何か変だぞ…」と。

 最初の頃は日常のことなどを添えてあった先生の年賀状が、年を経るごとに政治色がどんどん濃くなり、「憲法9条死守」「イラク戦争反対」「米軍基地はいらない」といったアピールで占められるようになってきたのです。

 試しに、先生の名前をネットで検索してみたところ、「九条の会」に関連するサイトが次々と…。

 ある年、私は意を決して、先生への年賀状に、こう一言添えて送りました。

 「今年こそ拉致問題が解決し、被害者が全員帰国できますように」

 その翌年から、先生の年賀状は届かなくなりました。
 私はそれ以降も毎年送っていますが、返事は一度もいただけていません。

 ※体調を崩されたとか、そういうことではありません。
  今年6月に催された「九条の会」のイベントにも先生の名前がありました。


 平和や人権を何よりも重んじる9条信者が、なぜ拉致被害者には冷たいのか。

 答えは簡単で、「9条教」を広めたい彼らにとって、拉致被害者は都合の悪い存在だからでしょう。

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