なぜ対北制裁は効かないのか?オールジャパン体制が必要! 古川勝久「ザ・ボイス」
2017.06.29 Thursday 01:47
くっくり
彼らのしていることは、グローバリゼーションの流れに乗っている。
★技術者を止められない?
止めようとしている国々はいろいろある。
イタリアやルーマニアでは、北朝鮮人がたとえば博士号で応用物理学のコースにいると、本人たちを説得して、「これは禁止になったので、数学に転向してくれ」とか。
法律でできるなら説得するとかする。
が、日本の場合、懸念してるのは、法律面で難しいこともあるだろうが、まず現在どういう状況になってるのか、その情報が把握できていない。
明確に分かっているのは、日本国内に北朝鮮の科学技術の振興のために尽くすと宣言している組織があり*1、そういう組織の構成員が日本国内の博覧展とかを回って、最先端の工作機械などを情報収集して、供与している実態。
こういう組織が収集した情報は、昨年の安保理決議で、核・ミサイル関係のアイテムとして、もう禁輸品目に追加された。
なので製品に関しては日本からの輸出は難しいが、日本国内で情報を得たり、あるいは日本国内でいろんな、核実験に必要なコンピューターシミュレーションを行ったり、そしてその技術的ノウハウ、情報を、たとえば中国や東南アジアにいる工作員が中心になって、日本から調達して北朝鮮に送るというふうなことが行われている。
非常に巧妙なネットワークがあり、これをどう断つか。
*1 在日本朝鮮人科学技術協会(科協)と思われます。
★日本政府の問題点その1
最低限の法律だけを作って、あとは、北朝鮮はうちは貿易禁止にしたんだと。
あとはもう知ったこっちゃないという感じが、けっこうある。
本当にやらなきゃいけないのは、北朝鮮はグローバルなネットワークを持ってるから、日本だけじゃなくて中国、東南アジア、あるいは中東、アフリカまで手を伸ばして、入り込んで、一緒になって摘発して、ネットワークを断たないといけない。
その努力が、今、見えないので、非常に懸念している。
★世界で暗躍する北朝鮮工作員
北朝鮮人がたとえばマレーシア、クアラルンプールの中で、ローカルの企業に雇われている。
外国とやり取りする時に、たとえばメールで、ジョージとかスティーブとかそういう名前を使っているので分からない。
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