加計問題は旧文部省の利権構造が生み出した!官僚らが証言した前川氏の闇…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2017.06.26 Monday 19:51
くっくり



【共同通信によりますと、学校法人「加計学園」の獣医学部新設を巡る問題で、文部科学省の前川喜平前事務次官は、萩生田光一官房副長官の発言とされた文書は事実だと主張し、文書の内容を否定する総理大臣、官邸サイドと全面対決する姿勢を示しました。前川氏は23日、東京都内で記者会見し、文書について、「虚偽の内容を盛り込むことはあり得ない。ほぼ事実だと思う」と述べました】

 これって、まあ、こういうやり方をするんだなって話で、これ萩生田官房副長官を狙い撃ちにするって話なんですね。

 なぜかというと、2点あって、萩生田官房副長官は、この加計学園関連の大学で教えてて、今も無償だけれども、客員、教授だったかどうか忘れましたけれども、客員でいらっしゃると、いうのが一点。
 狙いやすいと。
 しかも安倍総理の側近中の側近だったら誰でも知ってるから。
 この2点で狙い撃ちするという意図が、ありありで。

 そしてこの出された文書、ま、それはどこでも出てるから、今日は持ってきませんでしたが、それも僕も取り寄せて、そして実は文科省の内部に入っていって、1枚紙なんですけど、その発言の全部についてずっと確認していったんです。

image[170626-05hagyuuda.jpg]

 僕が当たっていった文科省の関係者、全員がおっしゃったのが、官房副長官がこんな細かいこと知ってるはずがないと。
 実際すごく細かいことが出てくるんです、それはもうメディアで出てるからもう言いませんけれど。

 だから、この前川さんがおっしゃってる「虚偽の内容を盛り込むことはあり得ない。ほぼ事実だと思う」って、これね、やっぱりずるい言い方をしてて。
 「虚偽の内容を盛り込むことはあり得ない」と。
 でも細かいことを萩生田さんが言ったことになってるのが本当だったら、虚偽ではないってことになるでしょ。
 で、「ほぼ事実だと思う」と。
 だから、ちゃんと自分を守る人だけあって、逃げ道を作ってあるわけですよ。

 しかし実際には、官房副長官がこんな細かいことまで絶対言わないってことは、いっぱい盛り込んであるわけです。
 で、そこでもう足が出てしまってて。

 これそもそも文書っていうものが、前から問題になってる文書と同じで、学者は公文書だと言ってるんだ、とかいうふうに、朝日新聞はもう連日のように強調してるけど、これは省内のメモですから。

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