加計問題は旧文部省の利権構造が生み出した!官僚らが証言した前川氏の闇…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2017.06.26 Monday 19:51
くっくり


 なぜかというと、教師は聖なる仕事じゃなくて労働者だから、労働者の権利を守るっていうのがもともと前提になってるから。

 そこ(日教組)と文部官僚と、主に自民党、もちろん社会党とか共産党もあるけども、実態としては権力を持ってた自民党の文教族、文教族だけじゃなくて、とにかく甘い汁を吸った自民党の議員もいて、癒着してて、だからたとえば前川さんとか、山中さんとか、事務次官になった人はその構造の頂点に立つという仕組みなんですよ。

 それでたとえば、僕、文科省の中、はっきり言うと首脳陣まで含めて、この間ずっと自分で調べてきましたけども、最近特に、旧科技庁と、旧文部省が、交代で事務次官やってるんですよ。
 これは旧文部省からしたら、殺しても飽き足らないぐらい、頭に来るわけ。
 科学技術庁ってこんな(小さいもの)だったのに、こんな大きな文部省が、何で交代で次官を出さなきゃいけないんだと。
 で、これを安倍政権はすごくやったわけですよ。
 内閣人事局っていうのも作って。

 つまり、旧文部省の利権構造を何とかするってことを、まさにトップ人事をやってきたから、前川事務次官のような人はもともと安倍政権を恨んでる構造があって、そしてOBたちの、旧文部省の広大な、そして深い利権が支えてくれるって自信があって、しかもそれは立派にメディアと結びついてるから、だから出会い系バーの問題もなぜか仕組まれた話みたいになってて、その話もあとでしますけども。
 まるで正義の味方になって、こう今、テレビにも、単独インタビューで、あちこちに出てくるわけです。

 そのことを総理が責任持って言わなきゃ。
 じゃあ、どういうふうに内閣人事局が、旧文部省だけが次官を握るのを阻止してきたかも、これは官邸のリーダーシップでやってるんだから、それをはっきり言って、そもそも話が逆さまですとはっきり説明をして、獣医学部をつくらない方が問題なんですと。

 で、たとえば本当は元愛媛県知事の加戸さんとも話した方がいいぐらいで。
 つまり、元愛媛県知事がはっきりおっしゃってるのは、おおざっぱにいって、東日本に8、西日本に2しか獣医がいない(獣医学部の定員)という偏りがあると。
 ところが、鳥インフルエンザとか、口蹄疫のような重大な、まさしく獣医の専門知識が必要なことは、むしろ西日本で、特に九州で起きてて、それが中四国に上がってくるっていうのはみんな心配してる状況だと。

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