【動画付き】青山繁晴さん・中山恭子さん国会質問〜北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会〜

2017.06.09 Friday 19:22
くっくり


 さて、北朝鮮による拉致被害者、連絡会が結成されてから、家族会が結成されてからもすでに20年過ぎました。被害者のご家族の方々、高齢化していらっしゃるということは、私から申し上げるまでもありません。大変心配しているところでございます。今年の初め頃、雑誌等で、政府は北朝鮮への対応で、日本人妻の問題等すべての問題を並行して進めるとしているのだから、安倍総理が拉致被害者の家族に対して、拉致問題を最優先で進めると言っているのはおかしいと、いう文書が、あちらこちらで出回りました。そういう状況の中で、私は政府の拉致被害者救出に向けた施策について、確認する必要があると考えて、3月に質問主意書を提出いたしました。これに対する、3月21日の政府からの答弁書では、『安倍内閣としては、北朝鮮による拉致問題は、政府の最重要課題の一つと位置付け、全ての拉致被害者の一刻も早い帰国の実現等に向けて最優先で取り組んでいるところである』との回答がございました。
 加藤大臣にお伺いいたします。政府は拉致被害者の救出を、最優先で取り組んでいるという確認でございますけれども、政府の取り組みについてご説明いただきたいと思います」

加藤拉致問題担当大臣
「いま中山委員がお読みになられたのは、質問主意書に対する答弁書ということで、閣議決定をしたものでありまして、まさに政府の方針そのものということでございます。で、その方針に沿って、いま安倍総理のリーダーシップのもとでですね、拉致問題対策本部事務局、加えて、外務省、警察庁含め政府全体として、緊密に連絡を図りながら、また、ご家族、支援者の方々等などのお話にも耳を傾けながらですね、一体となって取り組ませていただいているところでありまして、先般、G7のタオルミーナ・サミットにおいてもですね、安倍総理のイニシアティブによって、首脳コミュニケに、北朝鮮に対し拉致問題の即時解決を含め、人道および人権上の懸念に対処するよう求める、こういった旨の文言が盛り込まれるということで、ま、私も先月ブリュッセルに行って、欧州議会等々とも議論させていただきました。ま、そうした国際社会との連携、そして国内における、やはり日本の国民の皆様方に大変強い関心を引き続き持っていただく、あるいはより持っていただく。さらには、短波ラジオ放送を通じて情報を発信していく。ま、さまざまな手段を通じてですね、いま申し上げた、最優先で取り組んでいく、その具体的な施策を進めさせていただきたいと思っております」

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