前川氏“出会い系バー”暴力団関与&元次官も出入り!?・報道されぬG7・“共謀罪”・北またまたミサイル…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2017.05.29 Monday 20:03
くっくり


 4年後の再選を考えてるから。
 ところがサミットはもともと自由貿易を守るために始まったので、最初から衝突する。
 しかも北朝鮮の問題があって、アメリカの役割が前より大きくなってる時に一体どうするんだろうと。

 そういう難しさから、イタリアの首相には残念ながら期待する声がほとんどなくて、でも安倍さんはイタリアの面子を考えなきゃいけない難しさが。
 また、一番の古手はメルケルさんだが、トランプさんと仲が悪い。
 たくさん難しさがあったところに、乗り込んで行った。
 アルカイック・スマイルという懐かしい言葉を僕は思い出した。
 東洋の微笑。仏像や観音様によく表れている。
 よくあれだけ柔らかい態度ができたなと。

 はっきりしてるのは、日本以外で開催されたサミットで、これだけ日本の総理が議論をリードして…。
 トランプさんがモンテネグロの首相を押しのけたシーンがあったが、そうした中で、柔らかい姿勢だったから、周りが実は、安倍さんからまず始めてくれと、メルケルさんも含めて、安倍さんにまずやってもらおうと。
 これは本当は、トランプさんと目を見て話せるのは安倍さんしかいない、ということがあった。

 とにかく今回の最大の問題の2つめは、北朝鮮をどうするか。
 しかしヨーロッパは北朝鮮の脅威を感じてない。
 一番大きかったのはトランプさんをどうするかだった。
 (サミットに先立つ)日米首脳会談で一番時間が割かれたのは、トランプさんの説得だった。
 その結果、サミットの後の共同宣言の中に、保護主義に過ぎることはちゃんと戦っていきましょうという、この言葉どおりではないけど、盛り込まれた。
 これはもうほとんど奇跡的な勝利。
 トランプさんはこのあとアメリカに帰って、「ロシアゲート」と戦わないといけないから。
 「サミットで公約通りやったぞ」と言わなきゃいけないところを、安倍さんの説得で、今まで自分が言ってきたことと違うことを盛り込んだんですから。
 連日連夜、ワイドショーも含めて報道すべきこと。

 伊勢志摩のあとで日本がちゃんと存在感を示して、中国にも北朝鮮にもへこたれないで、それらを巻き込んで、韓国も巻き込んで、自由と民主主義のアジアを作っていく役割を果たせるかどうか、このサミットが勝負ですって、そんな報道を日本で見ましたか?

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