前川前次官めぐるテレビのダブスタがひどすぎる

2017.05.26 Friday 01:20
くっくり


 
 加計学園の獣医学部新設をめぐる記録文書について、文部科学省による天下り斡旋問題で引責辞任した前川喜平前次官が、「文書は本物」と証言した記事が、25日に発売された週刊文春に掲載されました。

 朝から夕方まで、民放各局ワイドショーはこの話題で持ちきりだったようです。

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[5月25日発売の週刊文春。DAPPIさんのツイッターより。画像クリックで拡大]


 一方、週刊新潮は「出会い系バー」の方を記事にしたようです。

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[5月25日発売の週刊新潮。DAPPIさんのツイッターより。画像クリックで拡大]


 だもんで、番組によっては「新潮vs文春」という図式で伝える場面もあったけど、やはりメインは「官邸vs前川」。
 というより、もうはっきりと「前川アゲ官邸サゲ」でした。

玉川徹「前川前次官の出会い系バー通いは法律に違反しないのに、読売は何のためにこんな記事を出すのか」。普段は『法に触れなければいいのか?』とか言ってるくせに。「権力に批判的な目を向けるのがジャーナリズム。読売のあり方はどうか」。事実を伝えるのがジャーナリズムでは?#モーニングショー

— くっくり@六四天安門事件 (@boyakuri) 2017年5月24日

続き)「法律に違反してなければいい」のなら、玉川徹さんは、一連の加計学園問題で安倍政権側に法的にどんな問題があるのかも説明しないとフェアじゃないですね。もっともそこは民進党の玉木雄一郎ですら「違法性はない」と言ってますが。#モーニングショー

— くっくり@六四天安門事件 (@boyakuri) 2017年5月24日

続き)普段は天下り問題はじめ官僚に非常に厳しい玉川さんが、安倍政権に敵対する人であれば文科省トップの出会い系バー通いも「法律に違反することではない」と容認してしまう。ジャーナリズムの基本を無条件に「反権力」に置くからこんなダブスタになる。しかも本人に自覚がない。#モーニングショー

— くっくり@六四天安門事件 (@boyakuri) 2017年5月25日

素朴な疑問なのですが、文書が本物として、「退官後も保管してた」というのは法的に問題はないんでしょうか。 https://t.co/fOyQSOBkOa

— くっくり@六四天安門事件 (@boyakuri) 2017年5月25日


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