“共謀罪”間違いだらけの野党とマスコミ・自民改憲案へ・北またミサイル…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2017.05.22 Monday 19:41
くっくり


 これ話が全然違ってて、まず目的の話が、「あの上司、代わってくれたらいいのに」っていうのと、「テロ組織にお金を送るために覚醒剤売りましょう」って話は全然違うのに、それ全部一緒くたにして…。
 下見と勘違いされるから、花見にも行けないって、ずっと言ってるじゃないですか。

 そうやって落とし穴を掘った上で、一般市民も調べないと組織に参加してるか分からないでしょと言って、「はい、そうですね、一般市民も調べます」と言った瞬間に、「ほら!花見にも行けない、居酒屋で2〜3人で話もできない」と。
 それで、それを言えというのは、これ陰謀にも何も値しないような話であって、国会審議を歪めてるっていうのは…。

 自由民主党の議員だから言ってるんじゃなくて、政治記者の時代からずっとこういう、落とし穴を仕掛けて国会審議に持っていくというのは、目的が違う。
 その政党がいいかっこしたい、票を集めたい、与党を貶めたい、それが目的になってるんですよ。
 そんなものが国会と言えるのか。
 そうじゃなくて、一致できるところを探すのが国会でしょう?

 それで、民進党の議員の方に「よるバズ」で言ったんですが、小泉政権の時に、当時の民主党の小沢代表が、「共謀罪」の対案を出したわけです。
 その対案はそっくりなんです、今の、この政府与党が出してるやつに。

 たとえば今のテロ等準備罪法案では、4年以上の懲役か禁固に入るような重罪だけを対象にするとしてるわけですよ。
 で、その4年以上をたとえば5年以上にしちゃってるわけです。
 これ条約と食い違うから、それ本当は困るんですけど、でも中身はほとんど似てるから、実は当時の小泉政権が、これを受け入れようとしたこともあったわけです。

 何を言ってるかというと、その時、一致しかかってたわけでしょ。
 つまり野党といえども、テロを起こしてはいけないってことだけは一致できるわけだから。
 一致できそうになった時に、これは当時の小泉政権に僕は責任があると思うが、これいったん通してから再改正するみたいなことを言った人がいるんですよ。
 誰か表には出てないけど、僕は知ってますけど、当時の閣僚ですよ。
 記者懇談とかで言って、記者が野党側に持って走った、つまり民主党の小沢さんのところにも持っていったから、それでこれやめようとなった。

[7] << [9] >>
-
trackbacks (0)


<< 民進・玉木「違法性はない」「真偽がどうこうではない」加計問題で別所哲也のツッコミに思わず本音が…「ユアタイム」より
“共謀罪”反対派のデマとかほんといい加減にしてほしい >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]