“共謀罪”間違いだらけの野党とマスコミ・自民改憲案へ・北またミサイル…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2017.05.22 Monday 19:41
くっくり
だから、「テロ等準備罪」っていうのは、そういう意味なんですよ。
土曜日の「よるバズ」で、江川紹子さんという長年オウムの問題に取り組んでこられた良心的なジャーナリスト、僕とたぶん考え違うんでしょうが、僕あまり存じ上げなくて、初めて会いました。意外かもしれませんが。
たとえば江川さんが一生懸命おっしゃってたのは、一般市民を一切対象にしないというふうに金田法務大臣らが答弁したのはおかしいと。
一般市民だって下調べ、下調べという表現はなさらなかったが、捜査対象にしないと、誰が組織に入ってるか分からないのに、対象に絶対しないと言うから話がおかしくなる、国会審議がおかしくなると。
これは実は、話が違ってて。
「よるバズ」では言う時間がなかったが、本当は江川さんのおっしゃってるようなことが、国会審議をおかしくするわけですよ。
つまり、野党がずっと言ってるのは、これは一般の人も取り締まりを受けるんだと。
普通の市民生活を送ってても、やられるんですよと言うでしょ。
それはたとえば、僕が何かの事情があって誰かを殺害しようとする。
それがあり得るってことが、いちおう刑法になってる。
昨日までの善人が何かの事情で、人を傷つけるに至ることがあると。
ということは一般人も、たとえば子供を人質に取られて、やむを得ず組織に入らざるを得なかったとか、そういうことは起こり得ますよね。
しかしあくまで捜査の対象になるのは、組織に参加してからでしょ。
だからそれを言ってるのに、誰が参加してるかを調べるんだったら、一般市民も調べられるはずじゃないかと。
じゃあ法務大臣が「そうです」と言った瞬間にどうなるか。
「ほら、一般市民もやるんじゃないか!」ってなるの分かってるじゃないですか。
分かってて、わざわざそれ言えますか?政府与党の側が。
だから国会審議で普通に話せなくしてるのは、穴を作っておいて、一般市民、何でもない、たとえばサラリーマンが居酒屋で「あの上司、嫌だよね」と言ってたら、共謀罪だって(反対派は)前から言ってるじゃないですか。
[7] << [9] >>
-
trackbacks (0)
<< 民進・玉木「違法性はない」「真偽がどうこうではない」加計問題で別所哲也のツッコミに思わず本音が…「ユアタイム」より
“共謀罪”反対派のデマとかほんといい加減にしてほしい >>
[0] [top]