【動画付き】青山繁晴さん国会質問〜経済産業委員会(防衛に関わる高度な技術を他国に盗まれないようにする=外為法改正)〜
2017.05.17 Wednesday 00:15
くっくり
必要に応じて貨物自体の確認も行っている。
申告の電子化を進めつつ、限られた人材だが、情報等も活用して効果的・効率的な取り締まりに努めている等々】
(8)不正輸出(迂回)対策
人員のことは何もおっしゃらなかったが、おそらくあまり足りてないのだと思いますが、その中でテクノロジーも使って努力されてることは伝わります。
さらに具体的にお聞きしたいが、たとえば今、一番国民の関心が強い北朝鮮に対しての独自制裁を含めた取り決めの違反について、摘発した記録を見ると、北朝鮮に直接持っていくケースは稀ですが、逆に迂回させて北朝鮮に届けるということは、懸念が強まってます。ほとんどが中国ですが、たとえば韓国が平成24年に中古パソコン、平成25年には中古自動車、それから26年には香港経由で食料品が北朝鮮に輸出された、あるいはされようとした。28年にはシンガポールが初めて出てきて、ということは企む側も迂回経由地を増やそうとしてる気配は明らかにありますね。現実に中国、韓国、香港、シンガポールという、日本にとって主権のない所で、どんなふうに各省庁が連携をしてどんな対策を取っておられるのか。
【答弁:経済産業省貿易経済協力局 飯田貿易管理部長
そうした国々における輸出管理強化の働きかけをしている。
具体的な取り決めとして、過去24年間にわたり、毎年、アジア輸出管理セミナーを外務省や関係省庁と連携し、開催し、アジアの国々の輸出管理の強化を支援している。今年2月に実施した時は、19カ国190人の政府関係者が集まった。輸出管理の制度や具体的な運用を共有している。
それに加えて経産省は4〜5カ国を対象に2国間政府協議、あるいは現地で産業界に普及啓発を行っている。
さらに昨年度からはこれから輸出管理制度を構築しようとするフィリピンやタイへ専門家を派遣、輸出管理の取組強化の支援を開始している】
(8)炭素繊維の不正輸出は氷山の一角
日本の炭素繊維は世界トップ。炭素繊維は鉄の4分の1の重さしかないのに、強さは鉄の10倍以上、硬さも5倍以上。したがってミサイルや、高速で移動する戦闘機、戦闘爆撃機に非常に対応される。かつて万景峰という船が北朝鮮と日本を行き来していた時は、そこに大量のゴルフクラブがあって、その中のカーボンファイバーを取り出してるんだという話もありました。この基準というのが、もともと東レの社内で「T」という基準でそこに数字を噛ませて、東レの中の基準だったのが今は世界基準になってしまってて、おそらくゴルフクラブやテニスラケットはT300ぐらい。それが東レや三菱レーヨン、東邦テナックスという3社で世界シェアの6割。T1000はミサイルの一番大事な素材だと考えられてます。ということは、日本の誇りを込めて今、お話ししましたが、日本の技術力は本当に世界のトップランナーになってると。一瞬飛びますが、メタンハイドレートの技術も世界のトップランナーで、また砂が出たからしばらくお休みということだけメディアは強調してますけど(笑)…全体に日本の技術力というのは憲法改正などがちっとも進まない中で、どんどん良くなっている。
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