米軍が“異常展開中”の日本海にミサイル撃った北朝鮮&外交青書で慰安婦記述変更…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2017.05.15 Monday 19:32
くっくり


 だから、なんちゃってミサイルなんですよね。
 但し、それが軍事衛星とか、あるいはスパイ情報で、完全に、たとえば昨日の発射の時に分かっていたかというと、分かってないんですよ。
 したがって、こういう事態になると、すでにアメリカ軍は、基本的に態勢としては、迎撃する構えです。
 で、軌道を見て、数十秒とか1分以内の判断ですよ。
 要は、軌道が、カール・ビンソンの空母打撃群に直撃するようなものなのか、どうなのかを判断して、今回は、少なくとも、断定的には言いませんけど、迎撃しなかった可能性もあると言っときます。
 
 カール・ビンソンが帰らないというのは、北朝鮮にとっても日本にとっても世界にとっても、非常に深刻な、重大な事態であって。
 で、その中で、横須賀で定期修理してた、原子力空母ロナルド・レーガン、これ横須賀が母港の第七艦隊の中にいるんですけど、ロナルド・レーガンはカール・ビンソンよりも大きくて、最強・最新なんですよ。
 それが定期修理を予定よりちょっと早めて、もう出港しました。
 出ていってどこにいるかは言えませんが、事実上、朝鮮半島を挟む形で、2つの空母打撃群がすでに展開してるんです。
 そこに撃ち込んだので、たとえば菅官房長官は、日本の排他的経済水域に届いてないから、直接日本の脅威にならないと言ったし、それからアメリカ大平洋軍も、アメリカに向けて撃ったもんじゃないと言ったけど、これは菅官房長官の会見も含めて、ま、あえてうわべの話をしたので、現実には日本海を含めて、アメリカの異常な展開がある所に、初めて撃ち込んだわけですよ。

 だから、腰が引けてるとも言える。
 この状態で、移動式がやってきてミサイルすぐ撃ったら、これ1基でも、アメリカ軍が、北朝鮮が先制攻撃したと判断する可能性があって。
 その弾頭がカラなのか詰まってるのか、最悪の場合、核弾頭なのかっていうのは、正確には分からないから、事ここに至ると、先制攻撃があると、米軍は100%やりますから。
 先制攻撃がない中でも、アメリカは年内にやるかもしれないという状況なんですよ、僕の訪米の感触からしても。

 したがって、24時間置いたというのは、日本の評論家、安全保障に関心の強い国会議員でも、やっぱり文在寅大統領が出てきて、緊張はむしろ緩んでるんじゃないかと言ってる人もいるんですが、違います。

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