「文在寅は怖い」と韓国人が言う理由
2017.05.05 Friday 01:41
くっくり
盧武鉉政権ができた後も、その機会をまた逃したと文は言います。
そして文は、前回の大統領選で「腐敗大掃除」という表現を使って、国民成長ビジョンを提示しました。
「腐敗大掃除をして、その次に経済交代、世代交代、過去の古い秩序や体制、勢力に対する歴史交代をしなければならないのです。そのためには法的、制度的に根本的なシステムを備えなければなりません」
法と制度を作って、政治だけでなく経済においても、それ以外の領域でも古い世代を全部追い出し、過去の秩序と体制を交代させるというのです。
西岡さんは「恐ろしい革命思想だ」と指摘しています。
ただ、文はこのようなことを直接的に話すと国民の抵抗があるから、大掃除などの抽象的表現を使っていると素直に告白しています。
「一番強く言いたいことは、わが国の政治の主流勢力を交代させなければならないという歴史の当為性だ。そのように語りたいのだが、それは国民が心情的にもっとも望んでいるとしても少し嫌がる部分でしょう。だから、大清算、大改造、世代交代、歴史交代、そのような表現を使っています」
そして恐ろしいのは、文がこの主張は「歴史の当為」「正義」であると無条件に断定していることであると、西岡さんは指摘します。
※当為とは、「〜すべきである」「〜しなければならない」という意味。
自分の主張が100%正しくて政敵は100%悪だ、と断定する、非民主的な思考方式であり、これは政治家ではなく、まさに革命家の語り口であると。
盧武鉉政権時代、「真実と和解委員会」が作られ、過去の親日行為、独裁行為などを裁こうとしました。
文が政権の座に就いたら、日本統治時代に日本に協力した人間とその子孫は、もっと厳しく裁かれることになりそうです。
もうひとつ、文の恐ろしい点があります。
文は執拗に韓国の既得権勢力を批判し、大掃除、交代を主張してきました。
ところが、北朝鮮の金一家三代世襲の独裁政権への批判は全くありません。
さらに深刻なのは、文らが北朝鮮人権問題に取り組まなかったという保守派からの正当な批判を、韓国の40代以下の世代の多くは無視していることだと、西岡さんは言います。
彼らはみな、学校とマスコミから親北自虐史観を注入され、その呪縛から抜け出せないでいます。
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