「文在寅は怖い」と韓国人が言う理由

2017.05.05 Friday 01:41
くっくり


 朝鮮半島全般に詳しい西岡力さんが、そのあたりを「Hanada」6月号image[]および「WiLL」6月号image[]で解説されていたので、紹介します。


 西岡力さんは4月の第2週、文在寅が「共に民主党」の候補に決まった直後に韓国を訪問しました。
 その時、「文在寅は怖い」という街の声を多く聞いたそうです。

 たとえばタクシー運転手は、こう話しました。

「憲法裁判所が弾劾を決定しなければ革命だ、などという過激な人物は困る。かといって朴槿恵支持勢力に投票できない。消去法で安哲秀だ」

 西岡力さんの知り合いが働くソウル近郊の中小企業でも、50代以上の工員たちの間で急速に「文在寅は怖い」という意識が広がっているそうです。

 文在寅が怖がられている理由を、ある韓国ジャーナリストは、朴槿恵大統領が逮捕されていく姿を見た多くの保守層が「やり過ぎだ。革命が起きている」と恐れたのではないかと分析したそうです。


 そもそも文在寅とはどういう人物なのでしょうか。

 朝鮮戦争中、北から南に逃げてきた避難民の中に、文在寅の両親がいました。
 両親は巨済島(慶尚南道巨済)に作られた避難民収容施設に入り、そこで文が生まれました。

 文は著書の中で、「自分は共産主義から逃げてきた家族の息子だから、従北という批判はあたらない」と主張しています。

 が、北朝鮮に肉親を持つ人に対して、その肉親を人質に使って北朝鮮が工作を仕掛けるのはよくあることと、西岡さんは指摘します。

 文の場合も、父の兄弟はみな南に避難してきましたが、母の兄弟は避難せず、北朝鮮に残っています。

[7] beginning... [9] >>
comments (9)
trackbacks (0)


<< 【アンケート】「憲法記念日に国旗を掲げますか?」中間発表
安倍総理「9条に自衛隊明記」の功罪…青山繁晴「虎ノ門ニュース」 >>
[0] [top]


[Serene Bach 2.04R]