【動画付き】青山繁晴さん国会質問〜経済産業委員会(福島原子力災害)〜
2017.04.26 Wednesday 01:44
くっくり
したがって帰還困難区域という所も、今回視察では計ることができなかったが、あのあたりでも、基本的には行政単位で帰還困難となっているが、実は全然違う。お家によっても(線量が)違うし、庭の中でも違うということがある。そろそろこういう区域の設定の仕方自体を問い直すべきじゃないかというのと、もう一点、どうやって計って、たとえばいま、50ミリシーベルトを年間に直せば超えてるんだっていう、どうやって計ったらそうなるか。つまり僕が計ってきたのと違いすぎるし、他の学者の方も実は違う。
通告しているのは計り方だが、それともう一点、このままこの区域設定でいいのかをお尋ねしたい。
【答弁:原子力規制庁 片山審議官】
【答弁:経済産業大臣官房 星野審議官】
(5)原子力規制委員会主導での放射線量の実測を!
ご答弁の中で、まず計り方は当初ヘリが中心でしたよね。それがいまおっしゃった、地を這うような調査に少しずつシフトしてること自体は評価してるので、それをより国民の目にも見えるように進めていただきたい。それから帰還困難区域の中に復興拠点を作るというのは、国会も実は審議が縦割りなので、違うところで審議することに、中心としては、もう法律が違うからそうなるんですが、誰しも分かるように、作っていただくのと、それを単に帰還困難区域はそのまま温存して拠点を作ればいいって話、まさかそう思ってらっしゃらないでしょうが、それはあくまで帰還困難区域っていう絶望的な作り方を克服していくための手段に、ぜひしていただきたい。
で、今の問いかけと関連するんですが、不肖ながら私は前に予算委員会と資源エネルギー調査会で、実はそもそも福島第一原発から出た放射線量について、恐縮ながら現在の原子力規制委員会主導の下での実測というのはまだ行われていないということを、僭越ながら二度指摘した。重要なことはたとえば、原子力安全・保安院も、内閣の原子力安全委員会も、もうなくて、廃止された機関が、それもたとえば63万テラベクレルという膨大な数字を、コンピューターのシミュレーションによって出していて、それだとチェルノブイリの520万テラベクレルの10分の1ぐらいだから、レベル7になってもしょうがないかっていう誤解を生んでいる。さまざまな見解はあるにしても、少なくとも去年、ほんとは一昨年ぐらいから、学会でそういう数字を言う人は僕は一人も会ったことがない。現に予算委員会でも調査会でも申しましたとおり、政府が信頼してる海洋汚染や大気汚染を調べていただいてる東京大学の先生などは、たとえば1000分の1だと、実際に出たものは。そういう数字も公表されてる。それに対して予算委員会でも調査会でも、前向きな答えはいただいたんです。原子力規制委員会から新たな知見が得られれば、検討すると。その時は僕もそれで済まさざるを得なかったんですが、新たな知見というのは何をおっしゃってるのか。
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