【動画付き】青山繁晴さん国会質問〜経済産業委員会(福島原子力災害)〜
2017.04.26 Wednesday 01:44
くっくり
質疑は45分間。
うーん、長い…(^_^;
当方、G.W.進行で多忙につき、完全起こしはご勘弁
質問内容(要旨)だけ紹介しておきます。
※参考までに経済産業委員会名簿
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(1)賠償の複雑な仕組み
先般、この経済産業委員会の与野党合意のおかげで、福島第一原発を再び訪ねることが、視察としてできました。委員長以下、ありがとうございます。その際に1Fの中の事情ももちろん丁寧に拝見したが、やっぱり行く道帰り道、大熊町を中心に通り、帰還困難区域の現状が改めて胸に迫りました。行く度に荒廃が進んでいます。私が最初に被災地に入ったのは2011年4月15日、構内については4月22日に当時の吉田昌郎所長から正式な許可を得て作業員以外では初めて現場を見たわけです。その時に比べれば、困難な道のりではあっても良くなってるというのが、これも視察のおかげで目の当たりにすることができました。一方、周辺にお住まいの方々、原子力発電を支えてくださった方々の苦渋というのは、胸に迫るものがあります。
したがって今日は最初に賠償についてお聞きしたい。当初5兆4000億ぐらいと言われていた必要な資金が、今現在のシミュレーションでは7兆9000億まで膨れ上がっているのは皆さんご承知のとおりです。
それを法によって、政府も中心になってどのように賄おうとしているかというと、私個人の見方も入りますが、ありのままに言って、相当複雑だと思います。電気の消費者すなわち国民からすると複雑怪奇に見えるのではないかと、与党の一員であっても懸念します。
賠償に必要な資金を作る時に、事故前と事故後に分けるという考え方があります。この事故前というのは、「過去分」と言われているが、普通の感覚では賠償は事故後に起きるんだから、なぜ「過去分」について背負わなきゃいけないのかということが、非常に不思議に思われると思う。
しかし法によれば、福島原子力災害の前には、安全神話、法にはそんなこと書いてないが、理念としては、安全神話のために、賠償せねばならない時の準備がしっかりできていなかった現実があると。だから賠償金が不足する分を「過去分」として、東電だけで賄うのではなくて、この先2020年からは、たとえばいわゆる新電力の事業者、あるいは東電から電気を買うことをやめて新電力からだけ電気を買う消費者についても、一緒に賄うんだと。で、その仕組みは「託送料金」によって回収するという表現ですよね。
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