4月15日のXデーは何事もなかったが…Tweetまとめ17.04.01〜04.15
2017.04.16 Sunday 02:02
くっくり
北朝鮮の最も重大な祝日である「太陽節」。
金日成の105回目の誕生日です。
6回目の核実験強行、もしくは弾道ミサイル発射があるのではないかと警戒されていました。
実際、北朝鮮は核実験に向けた準備を完了していたようです。
12日には、衛星画像を分析したアメリカの研究グループが核実験の準備が全面的に整った兆候が見られると発表していたし、14日には北朝鮮外務省の高官も準備ができていたことを実質的に認めていました。
結果はご存知のとおり、軍事パレードは行われましたが、軍事的な行動はなく、4月15日は無事に終わりました。
北朝鮮はなぜXデーに大人しくしていたかというと、やはりアメリカに「びびった」からでしょうね。
米軍による4月6日のシリア空軍基地攻撃や、4月14日のアフガンのIS拠点攻撃(核兵器以外では最強の爆弾を初めて使用)が、北朝鮮に対する「脅し」の意味があったのは明らかでしたから。
中国の働きかけなんてアリバイ作り程度で、そもそも北朝鮮が今さら中国の言うことを聞くわけないですよね。
テレビ見てると、未だに「中国が北朝鮮に影響力を行使すべき」とか言ってる人がいますが、あほちゃうかと思います。
もし15日に北朝鮮が核実験を強行したら、米軍が武力行使も?と心配されていました。
ていうか、15日が何とか無事に過ぎただけであって、その心配は今後も続きますよね。
オバマ政権と違って、トランプ政権は、レッドライン(米本土に届く大陸間弾道ミサイル(ICBM)の完成)を阻止するという明確な意志を持っているわけですから。
もっともシリアやISと違って、北朝鮮は反撃する力があるから、米軍が下手に先制攻撃すると、日本や韓国が報復されて、民間人に多くの死傷者が出る恐れがあります。
それを考えれば、米軍が先制攻撃をする可能性は少ない、というのが大方の意見のようです。
北朝鮮は、クリントン政権の時の再現を狙っているという見方もあります。
あの時、瀬戸際外交で重油などをゲットしたんですよね。
でもアメリカもさすがに学習しただろうし、トランプさんは強気だし、今度はそうは行かないでしょう。
今回、私が改めて感じているのは、日本の平和ボケ。
メディアは4月に入ってもずーっと森友学園で、6日の米軍のシリア攻撃あたりから、ようやく北朝鮮情勢の報道をするようになりました。
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