青山繁晴さん国会質問〜資源エネルギー調査会(朝鮮半島危機と原発の危機管理)〜

2017.04.13 Thursday 01:28
くっくり


 で、その上でですね、ここから先、やっぱりやや原子力規制委員会の範疇を超えると思うので、先ほど申しましたとおり、野上副長官にも、公務のご無理をお願いして、お出でいただきました。と言いますのは、原子力規制委員会が預かるところの、原子力対策指針、などだけではなくて、実はもう13年も前の平成16年から施行されている、国民保護法があります。で、そこの国民保護計画によればですね、実は、だいたい4分類してありまして、航空攻撃や、ゲリラ攻撃、あるいは、着上陸侵攻に加えて、ちゃんと弾道ミサイル攻撃も想定されていますね? で、そうしますと、野上副長官におかれても、今、田中委員長に、ま、田中委員長の目を見ながら僕が申したことお聞きいただいたと思うんですけど、基本的には放射性物質の漏洩っていうことで同じなんですが、但し、ヒューマンエラーや自然災害と違って、たとえば、プルトニウムをはじめとする、一番深刻な、重い核生成物質、福島原子力災害では出ておりませんけれども、こういう物の漏洩があり得る可能性が高まります。で、したがって国民保護計画で、想定しているところの、今まで想定してきたところの、避難計画と、今後の朝鮮半島の緊張を考えれば、仮に、今回の空母打撃群の展開によって、すぐ有事にならずとも、北朝鮮が核やミサイル開発を放棄しない以上は、何年間にもわたって、日本の新たな対応というのは問われるべきだと思います。

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