青山繁晴さん国会質問〜資源エネルギー調査会(朝鮮半島危機と原発の危機管理)〜

2017.04.13 Thursday 01:28
くっくり



青山委員
「今、永井さんから積極的にと、いうひと言いただきましたので、それ信じたいと思いますので、くれぐれも後手後手に回らないように、はっきり申せば官僚主義に陥らないように、政治家の私たちも努めますけれども、ぜひお願いしたいと思います。で、その上で、時間はあと3分ぐらいしかないんですけれども、今日、東京電力の廣瀬社長にもお出でいただいてます。と言いますのは、今まで申し上げましたような、朝鮮半島有事に関連する新たな危機を考えますと、やっぱり、いかな専門家でも誰でも、まだ経験したことがないような、福島第一原発におけるような、大規模な廃炉作業、あるいは溶融した核燃料が、ま、デブリとなって、はっきり所在も、状況も分からない、その時については、今、停止中の、つまり正常に停止中の原発、あるいは再稼働中のごく一部の原発、それと福島第一の事態設定は異なるべきなのか、それとも基本同じと考えるべきなのか、そこをお答え願えますか」

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東京電力 廣瀬直己社長(参考人)
「お答え申し上げます。基本的に、ミサイルが発射された場合、あるいはテロのようなことが起こった場合には、先程来、いろいろ皆さんからお答えがありますように、そういう考え方に基づいて、対策をすると、いう意味では、今、停止中の原子力発電所も、私どもの福島第一原子力発電所のような、まあ特殊な状態にあるものも、考え方は一緒であると、いうふうに思っております。で、そこに対して、さまざまな対策をしていくわけですけれども、そのテロ対策の詳細につきましては、物的防護の問題もありますし、セキュリティの問題もありますので、詳細は控えさせていただきたいと思いますが、それでは、そこの点についてはご容赦いただきたいと思います。ただ一方で、先生も何度も、1F(いちえふ)にご視察いただいて、よくご存知のとおり、この6年間で、1Fの現場もだいぶ状況が良くなってきております。当時は、ま、野戦病院のような状態でありましたが、今、我々は、あの現場を、まあいわゆる普通の現場にしようと、いうことでさまざまな対策を行っているところでございます。汚染水をこう運ぶための配管もですね、昔は地べたにこうゴロゴロしてやってて、それもホースのような部材を使っておりましたが、ポリエチレンにするとか、各種の電源のケーブルも、これも、まとめてはありましたけれども、これも地べたにこうあって、人が容易に踏みつけてしまうような状態でしたが、それをこう少しラックのような形で、地上から上げるとか、まあそういったようなことをやってきておりますので、で、そういう意味ではまずは、テロ対策の以前の問題ですけれども、簡単に容易に入った方が何らかのことをできないような、ま、そうした、まずは対策をとっていくと、いうこともあわせて非常に大事なことだなというふうに、思っているところでございます」

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