米軍の北朝鮮攻撃の確率は3割・パチンコルートを食い止めるIR法…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2017.04.10 Monday 19:08
くっくり
で、その時に習近平の目の前で戦争始めて見せたのは、ここ(黄海)にも行きますよという意味。
だからペルシャ湾と地中海で挟み打ちしたのと同じことを、(北朝鮮で)やりますよという、予行演習だけじゃなくて予告なんです。
で、しかも黄海は、中国人民解放軍の拠点港のひとつで、黄海の奥には例の空母・遼寧がいる。
遼寧はなんちゃって空母だから、ここに本物のアメリカの空母を持ってこられると、もし小競り合いになったら、それだけで全部海に沈みかねない。
習近平さんはこの実態をさすがにご存知。
その習近平さんにこの話を突き付けてるわけです、実際は。
だから同じ予行演習といっても、念が入ってるというのか、戦争やるとなったら態勢がどんなに分厚いか。
カール・ビンソンはふだんサンディエゴにいる。
遼寧が南シナ海に行くのに合わせるかのように、わずか1週間ぐらいで来た(補足:今年1月の話?)。
カールビンソン空母打撃群に対抗できる国はない。この空母打撃群vs国家で。
それが南シナ海に行くはずの遼寧が、やばいというので逃げ帰った。
カール・ビンソンはその後帰らず、シンガポールにいた。
そのシンガポールから朝鮮半島に向かってる。
ということは、もう挟み打ちの態勢ができあがるということ。
したがって、確実で言うのは間違ってる、言ってはいけないが、化学兵器を使われてからわずか2日でチャンスを活かすという、いまだにビジネスマンの発想だから…。
中国が、習近平自身が、この挟み打ちにするぞ、北朝鮮をやがてやりますよと目の前で事実上言われながら、ひと言も抗弁できずに、中国の本音はもちろん違ってても、いちおうトランプさんとしては、あの時の米中首脳会談で我々は通告したに等しいのに、中国は抗弁しなかったってことは、黙認したんだと。
だから北朝鮮で何かあった時に、中国も責任があるんだと。
だから少なくとも国連安保理の常任理事会で、北朝鮮を攻撃した後、大きな議論になるけど、たとえば拒否権を使わずに黙ってろと。
そういう話が使えるのは、どんなに長くても1カ月ですよ。1カ月以内ですよ。
それが5月9日に下手すると、北朝鮮と通じてると言われるムン・ジェイン(文在寅)さんという韓国の大統領ができてしまうという話と、いま4月10日でしょ、ちょうど1カ月です。
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