緊迫する北朝鮮情勢と語られない拉致被害者
2017.04.08 Saturday 01:34
くっくり
専門家の意見も分かれていて、「朝鮮戦争後で最も危険な状態」「1994年のクリントン政権の時より危ない」と主張している人もいれば、「武力行使に踏み切ることはありえない」と言い切る人までいて、どちらを信じればいいのか分かりません。
ただ、シリアと違って、北朝鮮への武力行使となれば、日本や韓国など周辺国が巻き込まれる可能性があるし、かなりハードルは高いですよね。
米軍が単独で武力行使する場合であっても、日米韓の連携は必要不可欠だと思うのですが、日本はともかく韓国は政情不安定だし、やはり現状では難しいように思います。
ですが、日本政府が万一に備えて策を講じておくのは当然のことだし、私たち国民もある程度の心づもりはしておくべきでしょう。
いたずらに不安に陥るのではなく、「正しく恐れる」ことが大切だと思います。
【拡散】武力攻撃やテロなどから身を守るために(内閣官房)J-ALERTの音源【生き残るためにシェア】
https://samurai20.jp/2017/04/j-alert/
半島有事なんか起きない方がもちろんいいのですが、でも、大変不謹慎ながら、心のどこかでそれを期待しているもう一人の私がいます。
戦争が好きとかそういうことじゃなくて、私の頭の中にあるのは、ずばり北朝鮮に拉致されている方々のことです。
金正恩政権が始まった時、若い独裁者に期待する声もありました。
彼はスイスに約4年間の留学経験があって、民主主義社会を知っている。
北朝鮮が良い方向に行くきっかけをあるいは作ってくれるかもしれないと、大なり小なり期待を持った人が、当初は私を含め大勢いたんじゃないでしょうか。
しかし、それはやがて失望に変わっていきました。
度重なる核実験やミサイル発射など軍事的挑発はエスカレート、叔父の張成沢はじめ側近を次々に粛清するなど恐怖政治もエスカレート、あげくに実兄の金正男まで殺害してしまった。
先代の金正日はまだ合理的な考え方に沿った行動をしていたけど、金正恩にはそういうところがほとんど見受けられません。
金正恩政権が存続する限り、拉致被害者の奪還は難しいでしょう。
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