明治初期の日本を旅したイザベラ・バード「日本紀行」を漫画化!「ふしぎの国のバード」
2017.04.06 Thursday 00:39
くっくり
佐々さんはこんなお話をされています。
「僕はとても、文明が滅びる、みたいなことに興味があって。あくまでも僕だけの歴史観なのですけど。文明が滅びる、なんて言葉は、強すぎるかもしれませんが、近代に入って明治維新の時に、一度江戸時代の国が滅んでから、明治日本という新しい国が出来た。ある意味で滅んだみたいな見方をしていて」
漫画は「日本紀行」のたくさんのエピソードから選択して描かれていますが、佐々大河さんが、どういう基準で選択したのかというのは、こうです。
「そもそも、明治に変わる前の、江戸の生活は、現代の我々の目から見ると外国のようでおもしろいと思って、そういうエピソードを選んで描きました」
そのうえで、こう続けておられます。
「でも、文明が滅んで『変わる』ことを描くならば、前だけでなく、変わる途中も、変わったことも描くべきなのかも、と最近考えるようになりました」
そして、佐々大河さんは、冊子の表紙にこのような言葉を添えておられます。
「日本人だからといって、日本を知っているわけではない。外国人だからといって、日本がわからぬわけでもない。わたしたちの祖父母の、そのまた親たちがどのように暮らし、何を考えて生きていたのか、それを知ることは、今のわたしたちを知ることである」
ほんとそうですよね。
あえて付け加えると、「わたしたちの孫の、そのまた子供たち」に恥ずかしくない生き方を、「今のわたしたち」も心がけていきたいなぁ、なんて。
あ、私は子供はいないので、「孫やそのまた子供たちの“世代”」ってことになるけど(^^ゞ
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