籠池証人喚問を間近で見て…&安倍政権の4年を総括(安全保障)特措法で拉致被害者救出を…青山繁晴「虎ノ門ニュース」

2017.03.27 Monday 19:08
くっくり


(註:習近平氏は4月6日に訪米し、トランプ氏と首脳会談するという報道がある)

 これは外相レベルで合意できるようなことじゃない重大な話を、ティラーソンさんはいわば準備で言ったけど、外相同士ではやっぱり全然合意できなくて、でも北朝鮮がどんどん核を開発して、取り返しがつかなくなりつつある問題を解決するためには、首脳同士でないと話せないことなので、トランプさんをやっぱり早期に中国に行かせますので、習近平さんとの間では、中国はお嫌でも合意して下さいという意味。

 これは何かというとティラーソンさんはヒントをいっぱい言ってて、アメリカの忍耐は終わったと言ってるわけです。
 実力行使という意味に他ならない。

 もっと具体的に言うと、ご承知のとおり、トランプさんは選挙中に、金正恩委員長と会談してもいいと言った。
 あれが本気だった証拠、僕の知る限り、国会議員として責任持って言うと、11月にトランプさん当選して、1月20日の就任式まで間があるが、その間こそ北朝鮮に行こうとした。

 つまり大統領になってしまうと、合衆国大統領があの小さな国に直接行って握手するのはどうかという意見が、トランプチームの中にもあったので、海兵隊も含めて軍もそういう意見だったから、じゃあ1月20日までに行こうかってことを、実は水面下でやった。
 でもその代わり、大統領が平壌に行くってことは、事前に北朝鮮から水面下で言質を取らなきゃいけなかった。
 核開発の停止のエビデンスを出す。
 今までみたいに、やめたやめたって言いながら水面下で開発するってことが完全になくなる。

 ということは、具体的に言うと、査察が入るということ。
 IAEAを中心に、実は米軍の専門家も入れて、国際査察団を北朝鮮に入れて、核開発を完全にやめたと。
 それから生物化学兵器にも査察を入れる。
 それを北朝鮮が呑むんだったらトランプ大統領が行って、その代わり、これは僕の受け止めだが、人権問題は問わないと。
 だから僕はちょっと待ってくれと言ったわけです、水面下で、1人の議員として。
 拉致事件は究極の人権問題だから、アメリカ人も1人拉致されてることが分かったじゃないかと。
 いや、そこは拉致事件は別って強調するからと。
 僕ごとき1年生議員だから単なる雑談にすぎないけど、そこまで詰めていった時に、北朝鮮がそれを断ったんですよ。

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