籠池証人喚問を間近で見て…&安倍政権の4年を総括(安全保障)特措法で拉致被害者救出を…青山繁晴「虎ノ門ニュース」
2017.03.27 Monday 19:08
くっくり
だから民主党のJ・F・ケネディ大統領がベトナム戦争をやって、リベラリズムを標榜しない共和党のニクソン大統領がベトナム戦争を逆に終わらせたと。
日本で考えてるのとは真逆。
日本では平和っていうと、何があっても戦わない。
子供や奥さんが奪われ犯されようとも戦わないことを平和と言ってるんですよね。
これ子供の生き方を本当に誤らせますよ。
でもやっぱり法案を通すためには、ある意味、世の中と妥協しなきゃいけない。
社会の風潮にも合わせなきゃいけない。特にマスメディアに。
安倍さんがいくら報道ステーションに出て力説しても、安倍さん帰った後のコメントで全部ひっくり返すってことを、ずっとやり続けてた。
本来なら僕の立場から言うと、安保法制なんかガンガンやるべきだと言うと思うでしょ?
いや、その前に、政権をちゃんと維持して、使命が、つまり憲法改正まで行かないと再登板した意味がないと。
僕がここまで無理しないでいいんじゃないか、頭冷やしましょうかと言った時に、政権中枢の中枢が、このために政権を再び取ったんだから!とひと言言われて、僕は正直、恐れ入りましたと。
安保法制をひと言で言うと、要は、集団的自衛権を戦後初めて認めると。
ていうか、集団的自衛権の概念自体が第二次世界大戦後に確立。
もっと言うと、第二次世界大戦で数千万人を失った、悲惨な戦争を反省して、集団的自衛権が生まれた。
戦争の真逆。
個別的自衛権で各国の主張がぶつかり合って戦争になったのが第二次世界大戦だから、そうじゃなくて、考え方は違っても皆でまとまって集団で守りましょうになった。
だから集団的自衛権という考え方が確立され、それが国連。
ところが日本では学者が中心になって言ってるのは、国連の言う集団安全保障と、集団的自衛権は別物だと。
違わない。
だから全然基本ができてない。
戦争を起こさせないための集団的自衛権。
それをちゃんと法律で担保しない限り、日本は安全保障に関してはまともな国になる第一歩も踏み出せない。
だから安保法制だけは、たとえ政権を失おうともと…と、その後に政権中枢が言った。
僕はもう感心しました。
これは敗戦後の歴史は何かっていうことをスパーンとこう、見抜く目を持ってるってことであり、その後たとえば日韓合意などで僕は安倍政権と対立もしたし、今もその点はお互いに妥協しなくて、はっきり言って日韓合意は僕が警告したとおりになってしまった。
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